こんばんは。むく太郎です。
こんなに低い雲だと歩くときに頭がぶつかってしまいそうだよ。
などと小説家の石田衣良さんみたいなことを書いてみる。
宇都宮から見た日光方面。男体山は今日も勇ましい。
さて、今日は依頼された製作(大変ありがたいこと)をこつこつ進めていました。
ここ数日、風邪で体調を崩していましたが、ようやく回復してきました。
青空工房のぼくは、日差しを受けながら製作に没頭。
でもなんだかやけにうるさい。
空をみると低空飛行のジェット機が幾度も上空を通過。
なんだか怖いなぁと思いつつ、お昼過ぎの一休み。
何気に開いたiPhoneの画面には、目を疑う記事。
宇都宮の真ん中で爆発。
宇都宮 2か所で爆発音 3人搬送 1人は心肺停止 | NHKニュース
現場周辺には、この間も行ったばかり。
今日も宇都宮城址公園ではイベントが開催されていたようだけど、爆発を受けて中止になったそう。
時間が経つにつれて、詳細や当時の様子が分かって来て、ひとりの男性が爆発物で自殺を図ったとの報道。
なにがあったのかは知らないが、無関係の市民もケガをするなどの被害を受けており、街は騒然としている。
身近で起きたでき事。
ぼくはなぜ、こんなことを書いているかというと、怒りに近いものがこみあげているから。
2週間ずれていたら、ぼくも現場周辺にいた。
そして、今日も多くの人がいた。
想像するだけでゾッとするし、考えるのもいやだ。
最新のニュースから引用する下の文章をみて、さらに腹立たしい。
衣服からは「命をたって償います」などと書かれた遺書が見つかったということで、警察は、何らかの爆発物を使って自殺したみて殺人未遂などの疑いで調べることにしています。
また、この爆発の同じ頃には、公園から200メートルほど北側にある近くのコインパーキングで、爆発音とともに3台の車が燃え、このうち1台は元自衛官が所有している車だということです。さらに、午前11時すぎには、公園から8キロほど離れた元自衛官の自宅が全焼する火災があり、警察は火災から爆発に至る一連のいきさつを詳しく調べることにしています。
償うどころじゃない。
そして、まだ断定できないけど車も自宅も同じようにしたのだろうと思う。
何があったのかはもう分からないかもしれない。
「街で爆発を起こしたら、どうなるか」
考えれば分かる。
だけど、まだ断定できないけど上記のように後に引けなくしたのだろう。
それほど、この男性は追い詰められていたのだろう。
不安要素は何にも変わりうる。
結果として、最悪の結末を迎えたことを思うと男性に対しての怒りの部分は少しだけ弱まった。
ぼくも最近、誰かにとっては思い詰めてしまうくらいのでき事が起こった。
だけどもう、現時点での解決法はドラえもんにすがるかタイムマシーンで過去に戻るくらいの非現実的なことでもなければ、どうしようもできないくらい。
不安要素は考え方次第で何にでも変わりうる。
負の衝動に駆られてしまうか、ぐっと歯を食いしばれるか。
だからぼくは問題や苦悩が立ちはだかった時、如何に問題解決の方向に向けられるのかを歯を食いしばってでも考え抜く。
まだ考えることができるから。
怒りをぶつけられるものがあるなら、思いっきり爆発させる方がよっぽどいい。
(もちろん胸をスッとさせる、楽にさせることについてだから誤解しないでね。)
今回の事象は、身近な場所で起こったものだから余計に気になってしまう。
だけどね。本当は、こういったニュースが無くなればいいと心から願っています。
では。じゃばら。