先日、連れと長野県に小旅行。
旅の〆は国宝・松本城。
(〆を冒頭に持ってきた理由は松本城が勇ましかったので。そんな事で今回はプチ旅行記。最後までよろしくね。)
行きたいカフェやパン屋さんを巡りつつ、観光スポットや自然を堪能するという自由なプランを三日前くらいに思い立ち。
車のタイヤを履きかえた、ここぞというグッドタイミング。
来年の3月に終わるローン。普段は通勤用で軽自動車に乗っているので、少しだけ目線が高くなる。
ノープランに近いスタンスがお互い好きなぼくら。
時刻はAM3時。寝ぼけ眼を擦って、いざ出発。
なかなか休みの日が合わないから久しぶりのお出かけに少しだけ心踊らせつつ、ボトルのブラックコーヒーとJ-WAVEを旅の供に山間を縫うように向かっていきました。
日が差す頃には長野県入り。素敵な旅となりました。
HPもSNSも無い。でも大勢のお客でにぎわう、YUSHI CAFE。
はじめに向かったのは長野県佐久市に位置するYUSHI CAFE。
山間のなかに田園が広がり、穏やかな空気が漂う立地。
一見、通り過ぎてしまうくらい目立たない場所に有ります。
しかしオープン15分後くらいに入店するとすでに数組のお客さんたち。
- 店主と和やかに話す老人。内容は、採れた野菜についてだっただろうか。
- 本を読む落ち着いた女性。対面で新聞と睨めっこする男性。
- 赤ちゃんを連れて窓辺でコーヒーを飲む夫婦。
HPもSNSも無い。完全に独立した存在。
でもこんなに人が集まっているのは、地域、人々に根付いた場所になっているからなんだろうなぁ。
古民家を改装し、古家具や古本が置かれた空間は、すごく洗練されていました。
コーヒーとスコーンのセットを注文。
コーヒーとスコーンって最高だとここ最近分かった、ジャンキーなぼく。
ぼくらをよそめにおばちゃん3人組が慣れた感じで入店。
連れは言いました。
「くる人にとって、近所の友人の家みたいな感覚なんだろうね」
気兼ねなく、行けば誰かがそこにいる。
小学生の夏休みに朝から集合して遊んだ、それに近い感じ。
確かに。いいこと言うじゃん。
詳細は下記のリンクに良い記事があがってますので是非、ご覧ください。
ごちそうさまでした。つぎはここ。
天然酵母パンの草分け的存在のルヴァン上田店。
NHK大河ドラマ「真田丸」で注目されている真田家ゆかりの土地、上田市に所在。
連れはさすが、パン職人。勉強も兼ねてこの店にきました。
天然酵母っていうとぼく自身、よく分かっていませんでした。
なんせパンの仕組みすら良く分かっていなかったので・・・。
天然酵母とイーストの違い知っていますか?知らなきゃ損ですよ。 | ベーカリー・飲食店経営者の格闘日記
こちらも他県から来たと思われるパン職人や観光客で賑わっていました。
ここに修行に来て独立し、各地で有名パン店を展開する出身者も数多くいるとのこと。
店内には様々な種類のパン、季節限定の品があり、独特の良い香り。
2階はイート・イン・スペースになっており、1階で買ったパンと飲み物を頂けるみたい。
ゆっくりしたかったけど、時間の都合上、パンのみ買って店を後に。
そういえば、取り扱っている国産小麦がぼくらの地元生産品で少しだけ嬉しくなった。
そんなに食べれるのかい!というほどパンを買い込んだ連れの満足そうな表情(翌朝に食べるためだとか)に、ぼくもなぜかホッとしてしまった夏の日の2016。
どんどん進みます。
本当に’わざわざ,行きたくなる。パンと日用品の店。
独特な店舗はハーフビルド。
上田市の盛り上がりを堪能しつつ、車を走らせます。
ルヴァンを出て、向かった先は長野県東御市。
写真をすっかり取り忘れてしまいました。
ナビを頼っても、通り過ぎてしまうほどこれまた田園と山並みが広がる静かな場所にこの「わざわざ」はありました。
(パンと日用品の店 わざわざより画像引用)
オシャレな外観もさることながら、店内のカフェスペースはなんとDIYとのこと。
打ちっぱなしの合板や未塗装の部分があり、この手作り感が程よく空間にマッチしてる。
有機栽培の野菜を使ったプレートを注文。
ほんとにおいしい、自然のものが頂けますよ。
ライフスタイルを提案するお店だけあって、店主のこだわりはこんなところにも。
わざわざは日常のお店。毎日食べられる健康的な体を作る食事パンしか焼きません。お食事に合わせて食べられるシンプルなパンを毎週買いに来てくださるお客様がたくさんいます。赤ちゃんからお年寄りまで安心して食べれれるパンを日々焼いています。
雑貨や日用品も自身が使って、良いと思うものだけをセレクト。
オンラインショップも見応えありなので、ぜひ。
ローカルカルチャー好きな方、そしてDIY好きの方。
わざわざ、ここに行く価値ありです。
1日目、終了。
予定はここまで。松本市周辺に向かって、お風呂に入って車中泊。
仮眠を取って、気づけば朝方。
2日目はもうすでに始まっていました。
時間なんてあっという間です、いつもね。
立ち寄った心地よい本屋さん、栞日
(栞日 sioribiより画像引用)
翌朝、松本市を観光することに。
松本城内堀外周のベンチで昨日買ったパンを食べる。
よく晴れた朝に国宝を眺めてながら。
これを幸せと言わないのならなんというのでしょう。
松本城から1.2キロほど離れた通り沿いにブックカフェである栞日という一軒のお店。
ぜひ上の記事をご覧になってください。
松本城から歩いて15分くらいかな。
ぼくはこの居心地の良さは、きっと松本にあるからなのだろうと思いました。
そのくらい街並みにフィットした良い空間。
カフェオレを注文し、2階の席へ。
洗練された雑貨や本、什器に至るまで店主が趣向が凝らして作り上げた唯一無二の場所と思える場所でした。
朝ご飯を食べに一人で来た女性もいたり、フラッと本を眺める初老のサラリーマン風の男性まで。
滞在時間は30分くらいでしたが、存分に空間を味わうことができました。
番外編:真田丸にあやかる。
もちろん、真田丸ドラマ館行ってきましたよ!
もう人・人・人。
スタッフのお姉さんが記念撮影をしてくれました。
掛け声はもちろん。「はーい撮ります!サ・ナ・ダ・マ・ル!」
思わず笑いが出てしまったけどすかさず「その笑顔!サナダ〇でーす!」
とOKサインを出すお姉さんのホスピタリティには脱帽しました。
そして、こんな看板も。
ポケモントレーナーも数多く。
マナーを守って楽しむことがやっぱり大事ですね。
歴史の地ということで、さらに大河ドラマの舞台と言う相乗効果で賑わっていた上田市。
真田家の家紋である六文銭が街の随所にちりばめられていました。
三途の川を渡るときに必要なお金であるのは有名な話ですが、これを家紋にした由来は、「いつ命を落としても大丈夫だ」「常に命がけで戦いに臨む」こういった武士の覚悟が滲んだ現れであるのでしょう。
長野県は素敵でした。
松本城の掘りで出会った白鳥。
凛とした雰囲気を持つ街を含め、長野県は素敵でした。
上記のおいしいカフェやパン屋さん。
趣と歴史を感じる街並み。自然豊かな山々と景色。
知らない場所に出かけると、良い刺激をもらえる。
ぜひ、また行きたいと思える旅行でした。
次はもっとプランニングしていきます!
では、じゃばら。
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