むく太郎です。
全国のDIYer&デスクワーカーの皆様、寒い足元の救世主って知っていますか?
イワタニのポータブルガスストーブは、冬の救世主。
Amazonでこれ買ってしまいました。
イワタニのポータブルガスストーブ「マイ暖」
ぼくは律儀に、机に向かってブログを更新しているのですが、やっぱりこの時期の室内は息が白くなるほど。
そもそも暖房器具というのは別の部屋にしかなくて、自動的に部屋=机+PC+イスというシンプルな構成になってしまいます。
DIYで夢中になっている時は暑かろうが寒かろうがあまり関係ないのですが、このブログ更新の時にはね、ブルブルっときちゃうんですね。
冬だしさ、風邪ひかないように暖を取ることが最善!
てなわけで、このカセットガスストーブについて書いていきます!
ガスのプロフェッショナル・岩谷産業のポータブルガスストーブ。
まぁ、実はこれ一度体験して前々から欲しかったもの。
それは11月の休日。会社が全停電の日に会議をやるという事で出勤。
もう電気のありがたみが身に染みたところ、気の利く上司がこれを持ってきてくれたんです。
「これがあれば、暖が取れて段取りバッチリだから!」by上司
周りの冷たい視線とさらに寒くなった会議室の空気がガラッと変わったのは、上司がツマミを回したその瞬間でした。
シュパッ。・・・ボワッ・・・。
なにこれ!ちょーあったかいじゃないっすか!!
12畳ほどの空間でしたが、じんわりと空気があたたまりました。
部屋の隅にいたぼくでさえ、快適。
近くに寄れば、なかなかの火力に驚く。
これはいい。
全停電という事で灯りも無い、薄暗い曇りの日でしたが無事会議は終了。
悔しいけど、上司のジョークがマジックワードだったんです。
このCB-STV-EX2。じっくり見ていきましょう。
そんなこんなで手に入れたホットアイテム。見ていきますよ。
まずは、本体上部。
ブロンズの外観に映える「Iwatani」のロゴ。
もはや、日本のガス産業を支えてきた、安心と信頼のマーク。
そしてこの色味、なかなかシブくてかっこいいんです。
本体から見て左側にツマミ。
消化・点火。標準モード・エコモード。
これだけ。余計なものがないシンプルなスタイル。
うむ。土台に足があるようにしか見えない。
こちらが背面。
シブいと言いながら、後ろを見た瞬間、「ミスター・ポテトヘッド」や「ニコチャン大王」といったキャラクターが頭に浮かぶ。
でも、その類にそっくりな後ろ姿。
サイズはW311mm×H299mm×D208mm。
重さがカセットガス抜きで約2.6kg。
さすがポータブル。
300mm四方のマチ付きトートバックみたいな感じ。
やっぱり一般の暖房器具より断然コンパクトですね。
では、使用してみましょうか。
背面のふたを開けると、そこはカセットボンベを着脱する装置。
カセットコンロを使ったことのある方なら見慣れたスタイルだと思います。
ボンベを差し込みます。
ストーブ側の出っ張りとボンベのくぼみに合わせ装着。
カチッとハマるまでしっかりね。
こちら他社製カセットガスボンベ(イワタニさん、すみません)なのですが、規格が統一され、普通に使えるみたいです。
1998年に卓上カセットコンロ、およびカセットガスボンベの規格が見直され、ボンベの直径、全長、切り込みの場所と大きさ、ノズルの長さなど、細かな点までサイズの指示がなされるようになりました。結果、メーカーは推奨しないものの、現実として異なるメーカーのカセットガスボンベを使い回すことができるようになりました。
阪神淡路大震災後に規格が見直されたそう。
災害時にも力を発揮しそうなこのガスストーブ。
ふたを閉めて、いざ点火してみたいと思います。
点火!おお、すぐに着火しました。
側面のツマミを「点火」側に回し、3秒ほどホールド。
ジワっと静かに青い炎がスクエアのバーナー部分に広がっていきました。
すでにあったかい。
なんといっても機動性の良さには驚かされます。
点火数秒で暖かくなってくる。
さて、どのくらいの力があるのか。
使用している場所は12畳の土間。(メーカー推奨は木造戸建て3畳、コンクリート集合住宅4畳)
暖房の目安よりも広い部屋ですが、ピンポイントの暖房に特化したこのアイテム。
足元でさっそく調べてみましょう。
50cm離れた床の温度計。
これは着火直前の部屋の温度です。
約17℃といったところでしょうか。
そこまで寒いっていうわけではありませんが検証の為に使用してみます。
10分後・・・
約22℃!!
10分で5℃も床面付近は上昇。足元はもうポカポカです。
室内も体感で1℃くらい上がった感覚。
なによりも稼働音が静かですね。コンロを使っている感覚。
未知数のエコモード
こちらが標準モードとエコモードの切替ツマミ。
標準モード時、ガスボンベ1本でなんと約200分連続使用可能。
3時間20分かぁ。なかなかやりますね。
3本セット売りになっているガスボンベは500円くらい。
500円で10時間。これ、冬場のキッチンやぼくみたいなスポットデスクワーカーには嬉しいよね。
使いたいとき、ピンポイントでね。
ささ、未知数のエコモードはレビュー記事をみると「約4時間燃焼」というのが多い印象。これはすごい。
エコモードに切り替える際は、必ず標準で点火してから。
ぼくにとっては完全に買ってよかったものにランクイン。
では総合的に見ていきましょう。
メリット。
こんな感じでしょうか。
まずは、暖まるスピードが速い!点火してからすぐに燃焼部は安定して、すぐに暖が取れます。車でいうならまるでプリウスのような稼働音。
作業に集中できる環境をいろんな面からつくってくれますね。
2つめは燃料の交換。例えば石油ストーブやファンヒーター。
灯油をこぼさないかビクビクしながらシュポシュポ。思い出しただけで面倒な作業です。でもこれはワンタッチ。手を汚さずに取り換えできます。
そしてなんといっても機動性の良さ。
デスクワークはもちろん、キッチン、脱衣所、玄関などシーンは選びません。
デメリット。
もちろん気になったウィークポイントがあります。
1つめは、本体がすごく熱くなる。暖房各種そうですがこれはポータブルだから余計に触れてしまいがち。持ち手は大丈夫なのですが、誤って本体に触れたら・・・。
要注意です。
2つめは、長所でもある静かな運転。本当に生活音に溶け込んで気付かなくなる。
これも忘れて放置してしまったら、思わぬ事故に繋がりかねないです。
最後は、これ。
メイン暖房としては、弱い。
何度も言いますがメーカー推奨は3畳~4畳。あくまでスポット的に使う方が断然いいです。パワーも違う。
日が出ている時間帯のプラスアルファではまだいいのですが、夜になるとこれだけでは厳しい。ポータブルの限界なのでしょうか。
結論:デスクワーカーにはぴったり。
ざらっと、出会いから使用感まで書いてきました。
今回ぼくはこれを買ってどうだったか。
もちろん、良かった!
以前電気ストーブを使っていましたが、あまり暖かさを感じませんでした。ゆっくり「あー暖かいかな?」みたいな感じで。
でもこれは違う。
「なにこれ、あったけぇー!」
思わず声が出てしまうのは、ぼくだけではないはず。
ちょっとしたDIYの作業部屋でも使えそう。
ハイパワータイプもありました。
もうね、これからのブログ更新は、冷えとの戦いになる。
このカセットガスストーブを相棒にどんどん執筆していこうと思います!
以上、買ったものレポートでした!!
では、じゃばら。