むく太郎です。
ヘッドフォンから流れるプレイリスト。
先日iPhoneからWindows Phoneへ乗り換えたばかりですが、少しづつ「良さ」と「改善要望箇所」が浮き彫りになってきました。
そんなこんなでWindows PhoneもiCloudと紐付けできるとのことで久しぶりにitunesをオープン。
同期作業の合間、昔のプレイリストが並ぶ。
特にウタモノと呼ばれるボーカルを大事にしたスタイルのバンド
おぁ、懐かしい・・・。そして、めっちゃ刺さる歌詞とメロディー。
なんだこれ、揺さぶられる・・・。おぉ。
これ、絶対聴いてもらいたい(使命感)
理由はどうあれ、ものすごく考えさせられたり、穏やかな気持ちになったりする。
そんなわけで元バンドマンのぼくが絶対聴いてほしいウタモノ5曲をワンフレーズ添えてセレクトしてみました。
では、1曲目!
藍坊主 【ハローグッバイ】
もう十年前の曲なのか・・・。
藍坊主のメジャー4枚目のシングル。
ド頭からこの疾走感とAメロからたまりにたまった感情をぶちまけるサビの抑揚。
ありきたりと思われがちなサビの歌詞をエモーショナルなボーカルが突き抜けるように歌い上げます。
あなたが生きているこの世界に僕はなんどでも感謝するんだ
まるで心の叫びのように。
初めて聴いたとき、衝撃を受け鳥肌が立ったことを今でも覚えています。
10年経った今、改めて聴きいてみるとそれは変わらず。
当時、ぼくのまわりはこの曲のコピーを一生懸命やってたなぁ。
高校生か。あの頃は....。いやいや、まだまだ若いぞ。
いいものは世に広めなくてはいけない!
セカイイチ【step on】
某兄弟が率いていた世界的人気バンドの楽曲にコード進行が酷似していますが、そこは特に触れません。
2013年にリリースされたこのナンバー。
現在メジャーレーベルから自主レーベルを立ち上げ活動を行う正統派ロックバンド。
こういうバンドが大好きです。
ボーカル・岩瀬慧さんの芯のある声がイヤフォンで囁く。
期待なんてしなくていい 依存なんてもってのほかさ
覚えておいた方がいい 恋に忙しい君も
いつか一人になるんだぜ
当たり前のことだけどさ。
いざ、こういうふうに言われるとドキッとします。かっこいい曲だなぁ。
歌詞がいいからなおさら。
ぜひ、一聴を。
ghostnote【I、愛、会い】
岡山県出身のghostnote。
アニメ「銀魂」のエンディングテーマにも選出された楽曲。
3ピースならではのシンプルなバンドサウンドにのせられた力強い歌声は、どうしようもない自分を勇気づけてくれます。(今は4人体制)
本当に神様がいるのなら 変わり続けるのが運命なら
信じることで憎しみを 消してほしい
当たり前にある幸せなんて 一つもないよ
僕や君の願いが 永遠でありますように
これをライブハウスのダイナミックな音で聴きます。涙腺崩壊必至。
ghostnoteというバンド名の由来は、「譜面では表せない音」
目では見えない、音や感覚でしか分からない事、大切にしたくなる渾身の一曲。
e-sound speaker 【ONE】
イースピの愛称で親しまれた3ピースバンド。
声がなんとなくレミオロメンの藤巻さんにも似た、温かみのある声。
現在活動休止中のこのバンド。
ぼく自身もっと評価されるべきバンドだったと思います。
ステージでの表情、3人の呼吸の仕方。
そのどれも観ているものを惹きつけていました。
この「ONE」というシングルはぜひ聴いていただきたい。
Aメロからサビまでの歌詞。
笑ってよ それだけで 優しい言葉はいらないよ
わかってる 身勝手な私を
眠れない夜もある 心が不安な時には
何よりも確かな温もりで そばには君が笑って
つないでいたいよ今夜だけ
2人でいたいよ少しだけ
不確かな永遠より 触れていたいよ
あなただけ
「 あなたといたいだけ」というシンプルな唄を珠玉のメロディーに添えて。
CDジャケットのイラストは全て手描きというのも素敵です。
それでは最後。
カラーボトル 【グッバイ・ボーイ】
最後になりますが、このバンドはぼくのなかで絶対外せない。
何度聴いても鳥肌が立つ。
インディーズ時代からファンの間で「伝説」となっていたこの楽曲。
メジャーデビューシングルとして、リリース時に各ラジオ局のパワープレイを獲得し、相当話題になりました。
good boy good-bye good boy
good boy good-bye good boy
サビはこのフレーズだけ。
バンドメンバーが脱退する際に贈ったというこの曲は、照れくささのなかにある人間の温かみがあふれ出ている。
ボーカル竹森さんの圧倒的な歌唱力と路上ライブで得たダイナミズムは、別れの寂しさと行く先での幸せを願うエールをリアルに描いていて、リスナーの心を離しません。
もう、6分ほどの曲なのにひとつの映画を見た時のようなさわやかな疲労感。
名作です。全力でオススメします!
時代の流れを感じる。
どちらかというと今のJ-ROCKバンドのトレンドとして「女々しさ」「日々のふがいなさ」が第一線に来ている気がする。
時代背景に沿ったものが売れるのは当たり前ですが、たまにはこんな王道熱唱系バンドたちの血の通った唄とメロディーに耳を傾けてみるのもいいかもしれません。
ぼく自身、今までの良い振り返りと明日への活力をきっちりいただきました。
では。じゃばら。
次世代ミュージシャンのためのセルフマネージメント・バイブル 自分を作る・売る・守る!