むく太郎です。
DIYに欠かせないツールと言えば、「メジャー」またの名を「スケール」とも。
ぼくたちは、果たしてうまく使いこなせているのだろうか。
今回はDIYの必須アイテム、メジャーについての気になること、正しい使い方を見ていきたいと思います!
そもそも「メジャー」って何?
こちらですね。見覚えあります。
別称としてスケールやコンベックスなんて呼ばれ方もしているこのアイテムは、ホームセンターでは様々な種類のもの、プロユースのものまで手軽に手に入る、かつDIYにおいてはマストツールと言っても過言ではありません。
100円ショップにもありますし、もはやどこにでもある工具の1つです。
ちなみにぼくのメインはこれ☟
ボロボロだね。
意外とですね、傷ついていくほどに愛着が湧いてくるのがこのツール。
確かホームセンターのコメリで買ったものです。
目盛を吐き出すように繰り出すマイメジャー。
目盛がロックできなくなるまで、いくら削れようが使います。(まともに測れなくなったら即交換)
こちらがツメですね。
計測物にこいつで引っ掛けてサイズを図ったり。
この楕円型の穴は、釘の頭にひっかけて測る時に活躍します!(調べて初めて知りました)
そこでね、DIYを始めたばかりの方はもちろん、普段何気なく使っているとここである疑問が生じてきます
メジャーのツメ、カタカタ動くんだが
『動いちゃうんだけど』
『いいえ、カタカタは仕様です。』こんなやりとり超重要。 pic.twitter.com/XlP9PBpkb1
— むく太郎⁂ (@wd_mukutaro) 2018年3月8日
そうです。このツメ、カタカタ動きます。

ぼくも最初はそう思いました。
では、その理由は実際に使いながら解説していきます!
では、ちょっと測ってみましょう。
板の計測
さっそく、使ってみましょう!
合わせて使い方についても、触れていきます。
上の写真のように板の幅を測りたいときは、ツメをかけて真っ直ぐ引きましょう。
ななめにずれたりしてしまうのは、きちんとした計測ができないのでもちろんNG。
さて、ちょいとズームアップしてみます。
テープが緩やかに弧を描いているのでずれているように見えますが、示す値は「170mm」です。
購入した板を測る場合は、ほとんどが板の木口にメジャーのツメを掛ける方法だと思います。
続いての事例
先ほどの板に段ボールを当ててみました。
当然、板にツメは引掛けられません。
突き当てて計測!
さぁ、長さはどうでしょう。
ズーム!
170mmでございます。
もうこれでお分かりですね!
ツメがカタカタする理由が!
そうです。
このツメの厚み分、動くのです!
ツメの厚みは1mm。
先ほどの2パターンの測り方
上が引っ掛け。
下が突き当て。
同じサイズの、ましてや同じものを測っていますので当然数値はピッタリです。
が、このツメ固定されていたら、誤差が出ますよね。
このカタカタは仕様なのです!
ゼロ点補正というらしいよ。
これで一安心。さぁ、ガンガン作りましょう!
今回はDIYを始めたばかりのころに疑問に思ったことを、おさらいという意味でも書いてみました。
ぜひね、正しい使い方・仕様を理解して楽しく価値のあるDIYライフを送りましょう!
では、じゃばら。
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