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むく太郎です。
セリアで有孔ボードを見つけたとき、正直「これ、110円でいいの」と思いました。
MDFの板に等間隔で穴が開いているだけ。
でもこの穴があるおかげで、フックを挿せば収納になるし、電球を挿せば照明になる。
ぼくがこの板で最初につくったのは、玄関に掛ける鍵かけボードでした。
10年前、26歳のとき。
その後、同じ板を3枚使ってイルミネーションライトもつくりました。
この記事では、まずセリアの有孔ボードのサイズ・穴の大きさ・値段をまとめます。
そのうえで、実際につくった2つの作例を、材料費と手順つきで紹介します。
買う前に知りたいことも、買ったあとに何をつくるかも、ここで揃うはずです。

まず、基本の数字から。
ぼくが実際に買って、測って、加工した実物のスペックです。
| 項目 | 数値・内容 |
|---|---|
| 材質 | MDF材(木の繊維を固めた板) |
| サイズ | A4サイズ(約210×297mm) |
| 厚み | 約5mm |
| 穴の直径 | 5mm |
| 価格 | 110円(税込) |
| パッケージの表記 | 「使い方いろいろ」 |
※ 2026年9月時点のものです。
100円ショップの商品は入れ替わりがあるので、店舗や時期によって取り扱いが変わることがあります。
1. 穴の直径は5mm。市販のダボは6mmが多い
ここ、ぼくが最初につまずいたところです。
ホームセンターで売っている木ダボは6mm径が主流で、そのままでは入りません
ドライバーの先端でぐりぐり穴を広げれば挿せますが、最初から知っていれば手間が減ります。
5mmのダボを選ぶか、穴を広げる前提で買うか。
どちらでもいいので、決めてから店に行くのがおすすめです。
2. A4サイズは思っているより小さい
コピー用紙1枚分です。
鍵やアクセサリーを掛けるくらいならちょうどいいけれど、壁一面の収納を想像していると小さすぎます
広い面を覆いたいなら、複数枚つなげるか、最初から大判のものを買ったほうが早い。
ぼくは壁面収納にはこちらの大きいタイプを使っています。
3. MDF材なので、水まわりには向かない
MDFは木の繊維を圧縮して固めた板で、湿気を吸うと膨らみます。
洗面所やキッチンのシンク横に置くなら、塗装でしっかり保護してください。
玄関やリビングなら、そのままで問題ありません。

鍵の定位置、決まっていますか。
玄関先のフックだと味気ないし、引き出しにしまうと出かけるときに慌てる。
有孔ボードに木枠を付けて、ダボを挿すだけ。
それだけで、玄関にちょうどいい鍵収納になります。
| 材料 | サイズ(目安) | 数量 | 備考 |
|---|---|---|---|
| セリア 有孔ボード | A4サイズ(約210×297mm) | 1枚 | MDF材・穴径5mm |
| 角材(端材でOK) | ボード外周に合わせてカット | 4本 | 木枠用 |
| 木工ダボ | 6mm径×30mm | 3〜5本 | 鍵を掛けるフック代わり |
| スプレー塗料(ブラウン) | — | 1本 | ダイソーまたはセリア |
| スプレー塗料(ホワイト) | — | 1本 | ダイソーまたはセリア |
| ウォールステッカー | — | 1シート | ダイソー・ステンシル用 |
| 木ねじ | 適宜 | 4〜8本 | 木枠の固定用 |
| 道具名 | 用途 | 備考 |
|---|---|---|
| のこぎり | 角材のカット | 100均ののこぎりでも可。丸ノコがあれば楽 |
| 紙やすり(#120前後) | 角の面取り・仕上げ | |
| ドライバー | ネジ締め・穴の拡張 | 手回しでOK |

端材の角材を有孔ボードの外周に合わせて、4本カット。
45度の留め切りにすると見た目がきれいだけど、直角の突きつけでも問題ありません。

スライド丸ノコの45°切りでこの木枠が完成。
持っておくとDIYの幅が拡がる電動工具第1位は間違いなく、スライド丸ノコ。

木ねじで四角い枠に組み上げたら、ボードをはめ込んで裏からねじ留めしてほぼ完成。
端材を使うなら、汚れやキズもそのまま活かすと味が出るのでそれはそれでOKです。


有孔ボードをダイソーのスプレー塗料でペイント。
色はブラウンをチョイス。
あくまでラフに塗ります。
このあとホワイトを重ねるので、下地は「だいたい色がついた」くらいでOK。
塗料が穴に詰まりやすいので、軽く薄めに吹くのがコツです。

なにかこれを活かせないかと持っていたダイソーのウォールステッカー
満を持して、登場します。
普通に貼っても結構オシャレなデザイン。
侮れない100円ショップ。
塗料が乾いたら、ステッカーをボード表面に貼りましょう。
このステッカーが「ステンシルの型紙」の役割になります。

好きなデザインをセレクトしましょう。
ぼくはゾウの親子。
でも、スプレーして分かった。
子ゾウのシルエットが足だけしか分からない
シール自体に顔の輪郭がプリントされていたのでした。
これまた、ラフな感じでOK。
そして、もうひとつのポイントは、ステッカーを「ぎゅっと押さえつけすぎない」こと。
「乗せる」くらいの感覚にしておくと、あとで剥がしやすくなります。
乾いたらステッカーをゆっくり剥がすと…

ブラウンのシルエットが浮かび上がるんです。
この「貼って→塗って→剥がす」の3ステップだけで、ちょっとしたアート感。
100均のステッカーがステンシルシートに化けるので、コスパは最高です。
冒頭でも触れましたが、ぼくはここでミスりました。
6mmダボをそのまま挿そうとしたら、セリアの有孔ボードは穴径が5mm。
穴をドライバーの先端でぐりぐりと少し広げて差し込みました。
ダボの長さは30mm以上あると、鍵のリングがしっかり掛かります。
挿す位置はあとから自由に変えられるので、最初はとりあえずで大丈夫。

ダボを差し込めば、あら簡単。
オリジナルキーボックスの完成です。
木枠は無塗装。
古材風、いわゆる白木の状態です。
エイジングをして、しっかりヤスリ掛け。
粗目の紙やすりで角が丸くなるくらい、しっかりね。

初めてのDIYでも失敗しないコツは、この3つです。
ここまでで材料費はトータル500円前後。
週末の1〜2時間で完成します。

ここからは、同じセリアの有孔ボードを3枚使った作例です。
穴にダボを挿せば収納になる。
だったら、穴に電球を挿せば照明になるんじゃないか。
そう考えてつくったのがこれです。

間接照明というよりも、もはやイルミネーション。
しかも点滅します。
作例1より少しだけ手間はかかりますが、使う板は同じ110円のもの。
仕上がりのインパクトは、こちらのほうが圧倒的です。
このイルミネーションだけを取り上げた記事もあります。
700円で本格デコレーション!100均アイテムでイルミネーションライトをDIY!

MDFの有孔ボードはセリアのもの。
これを3枚用意しました。
パッケージには「使い方いろいろ」
仰るとおりです。

| 材料 | サイズ | 数量 | 備考 |
|---|---|---|---|
| セリア 有孔ボード | A4サイズ | 3枚 | MDF材・厚み約5mm |
| 1×4材 | 880mm | 2枚 | 端材の流用でOK |
| 1×4材 | 240mm | 2枚 | 同上 |
| ダイソー LEDデコレーションライト | — | 4〜6セット | 常時点灯・点滅・4色から選べる |
1×4材は、確か柵か何かで使っていたものを流用しました。
中途半端に塗装されていない部分があったので、そこはしっかり補修しています。

ここがこの作例の要になる工程です。
トリマーの標準ストレートビットは6mm径。
有孔ボードの厚みは約5mmなので、はめ込むにはちょうどいいんです。
深さは5mmに設定。
ただし一度で彫り切ろうとしないこと。
1度目は3mm、2度目は2mmという感じで、数回に分けて削ります。
木材すべてに溝を彫ります。

木材を1枚だけ残し、それ以外をコの字型に組みます。
このとき、溝が接続部分でずれていないかをしっかり確認。
OKなら、有孔ボードを溝に合わせてスライドさせながらはめ込みます。
クランプなどで押さえながら作業するとやりやすいですよ。
3枚セットできたら、蓋をするように残った木材を固定。

実はこの時点で、すでに完成と言ってもいい。
このままフックを掛ければ、そのまま収納グッズになります。
でも、ここで終わらない。
なんせ使い方はいろいろなので、これを照明器具に変身させていきます。

使うのはダイソーのLEDデコレーションライト。
写真は常時点灯のものですが、点滅するものや4色に光るものもあります。
電源も電池タイプだけでなく、USB供給のものまで揃っている。
知らぬ間に100均はどんどん進化しています。
お好みのものを4〜6セット用意してください。

あとは背面から、無造作に電球を穴へセットするだけ。
これまた穴と電球がちょうどよくフィットするんですよ。
全体にバランスよく散らして、光らせたときの効果を考えながら配置。
できたら、完成です。

さっそく点灯。
部屋の照明を落とすと、こうなります。
眩い光が部屋を幻想的に照らし出します。
壁から数センチ離すと、ぼんやりとした背景光も出てまた味になる。
実際に使うとわかるんですが、光量がものすごく多くて明るいんです。
クリスマスやパーティー、二次会のインテリアアイテムなんかにもピッタリですよ。
縦にだって置けちゃうし。
ライフスタイル系メディアの「LIMIA」でも、ぼくはDIYレシピを公開しています。
この有孔ボードとLEDライトの組み合わせを応用して、行燈型の間接照明をつくりました。
あわせてどうぞ。
穴が開いているというだけで、この板の使い道は一気に広がります。
ぼくが実際に試したもの、試そうとしているものを挙げておきます。
ボードを複数枚つなげれば壁面収納にもなります。
まずは1枚で感覚をつかんでから広げていくのがおすすめです。
あらためて、セリアの有孔ボードの基本情報です。
そして、この板でつくれるもの。
ぼくが最初に鍵かけをつくったのは10年前ですが、セリアの有孔ボードは今でも定番商品として手に入ります。
穴が開いているだけの板。
そこに何を挿すかで、収納にも照明にもなる。
「DIY、やってみたいけど何から手をつければいいかわからない」
そういう人の最初の一歩に、110円はちょうどいい金額だと思います。
まずは1枚、試してみてください。
では、じゃばら。