昨日は全国いたるところで今年の最高気温をマーク。
でもすぐに連続記録更新の日々がもうすぐ来るんでしょう。
梅雨はそんな夏への助走だったり。
さぁ、今回はお出かけしてきました。
このブログを初期からご覧になっている方ならこのエントリを覚えている方もいるのではないでしょうか。
【材料は身の回りに】自然素材で得る癒し、一度は造りたい。流木アート【河川敷で流木をGET!編】
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なんだかんだでちゃんとした流木DIYができず終わってしまった去年。
そして、この流木採取をした2ヶ月後。この鬼怒川は大氾濫を起こしました。
記事中に出くわしたヘビは、何かを意味していたのでしょうか。
真っ直ぐに微動だにしなかった眼光を思い出すとまさに「立ち去れ」と言っていたかのよう。やつはあの後、どうなったのかな。
そんな前回の流木探しからまもなく1年になる。
だから、どう変わってしまったのかっていう興味と確認しなきゃいけないなという勝手な義務感を覚え、気温が上がる前の朝方。
ぼくは車を走らせました。
流木採取リベンジ。
またここに立ってしまった感。
栃木県の県庁所在地である宇都宮市から20分ほど車を走らせた隣町、高根沢町にある鬼怒グリーンパーク周辺。
上流は同じ栃木県日光市から宇都宮や高根沢町を下って、やがて千葉県にて「坂東太郎」とも呼ばれる国内最大級の河川である利根川と合流するこの鬼怒川。
ぼくももちろん慣れ親しんだ河川。
車は、ぼくの1台だけ。今年は釣り人も周りにいない。
進む。進む。進め。
ふと目を横にやると銃猟禁止区域の看板。
最近被害が話題になっている熊はこんな平野あたりでは出ないだろうと思ったけど、なぜか身構える。出てもおかしくない雰囲気はある。
草木は青く生い茂り、良く分からない虫の鳴き声と川のせせらぎだけが響いていました。
去年は足を濡らして通った道も完全に川。
去年は足を濡らしながらも流木と自然への好奇心で渡りきった大きな水たまり。
今年は勢いよく流れていました。本流からちょっと寄り道したようにできた小さな川。
これも豪雨で増水した去年の名残なんでしょう。ぼくは戻って、ルート再探索。
そして、お久しぶりです。鬼怒川さん。
写真でもお分かりいただけるように去年まではなかったテトラポットの列。
この後方にもびっしり敷き詰められ、どれだけひどかったのかが分かる。
余談ですが決壊当時、テレビでも嫌というほど流された茨城県常総市の一帯は、最近やっと道が通れるようになったと父が言っていました。
えぐられた河原なのか、川底なのか。
この岩の曲線は自然がつくる美しさでもあり脅威でもあるなぁと。
河原に腰掛けて、ホッとするのはその「丸さ」効果があるのかもしれないね。
去年は見られなかった景色がたくさん広がっていました。
レンズを下にフォーカス。ひび割れた足元。
やっぱりこう見渡すと、去年は青々とした植物が生えていたんですが、今回は枯れたものが多いですし、まだ流木も見当たらない。
本当に流されてしまったんでしょうか。だんだん不安になる26歳の梅雨。
「おっ!」
ひび割れた大地のスキマに、かわいらしくも根を張った植物!
真っ直ぐに整列し、しかも背の順のように並んだ草。
なんという名前があるんでしょうか。ちょっとの不安は少し和らぐ。
でもまだ流木は現れません。
粒の大きさが違う砂利とそこに紛れた色とりどりの石たち。
だんだん写真を取るのがメインになってきてしまったようです。
でもそれをしっかり肯定できる景色のコントラスト。バスケットボールを縮小したような赤茶色の石。
右中央の石なんてまるで「惑星」みたいじゃないですか!
こういうの大好きなんですよ。
そして、やっと流木を発見!
ようやく見つけた。古材っぽい、かわいい流木。
もうないかなと諦めかけた時、そこにやつはいました。
今回見つけたのはすでにカラカラに乾いたもの。これなんかに使えそうだなぁ。
流木はそのままディスプレイが最高のインテリアなんじゃないのか?と思い始めた今日。すかさずレジ袋に回収(かごは背負ってません)
この後何個か拾って、収集活動終了。朝早くからお疲れ様でした。
帰り道に振り返る鬼怒川。
今日はしっかり鬼怒川を見てこようと流木採取以上に川の今の姿が確認したかったんです。
この辺は完全に去年えぐられた河原。
削られたところに植物が生えています。というか陸地が削られているだけだった。
近くに行くときれいに地層が分かるほど。
そして下の写真。これ樹木の根っこなんです。
この先に全長10mはある樹木が横たわっている。ここに自生していたのか、上流から流されたのかは分かりません。
分かるのは物凄い力で樹が根ごと倒されたということ。
今年も台風の季節がやってきます。
ぼくらはしっかり身を守る準備を。決して油断して自然とむきあわないこと。
これを頭に入れて、生活していきたい。
流木を採る時はしっかり準備をして、できれば二人以上で。(準備するものなどは過去記事でご確認ください)
今日の成果。
たったのこれだけですが、前回よりも乾いた状態のよい流木を得ることができました。
ぼくが行った場所がたまたま無かっただけでしょうが、本当に数が少なかったんです。
オブジェのようなかっこい流木も見つけてみたいものですが、こういったシンプルなものを生活に取り入れてみたいと思います。
たまに触れる自然と空気は、心地いい。
以上、流木採取リベンジと鬼怒川の現状をお伝えしました。
これからアウトドアの季節ですから。やっぱり自然の中は居心地がいいね!
加工についてはまた後ほど!
では。じゃばら。
※追記※こんなんできました!
【梅雨時期に】端材と流木つくるスマート&オシャレな傘立てをDIYしてみた
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