むく太郎です。
アイアンを取り入れた作品・・・。
鈍いブラックがいつもの柔らかいDIY作品とは一味違う。
苦労しました。アングルを切断して、溶接して・・・。
すみません。ウソです。(タイトルの通り)
アイアンとは?
いわゆる鉄のこと。英語で書くとiron.
アイロンですよね。カフェなどでもアイアンの脚を使ったオシャレなテーブルなど今ものすごく流行っているらしく、人気の高いアイテムです。
たかが鉄、されど鉄。加工はそれなりの技術と知識が必要になる。
溶接やバリの処理など普段専門の方がやる作業をDIYとなると苦労するのは、目に見えています。
それでもiron憧れる!じゃこうしましょう。
木材を塗装でアイアン風にしてしまいましょう。鉄だから今のぼくにはできないことも、木材なら加工することができる。じゃあやっちゃいましょうよ。
材料はこちら。
- 赤松垂木 1820mm×35mm×45mm 2本(適宜)
- パイン材一枚板 1820mm×285mm×20mm 1枚
- ダボ 8mm径 適宜
- 水性塗料 ブラックブラウン
- チョーク
赤松垂木をスライド丸ノコで角度切り。
垂木を450mmの長さにしたものを4本、これが脚になります。
上の図面のように端から10mmの位置に印をつけ、そこから端の最下部でカットし斜め切りに。*図面の長さ間違ってます。脚の接地面と天板が平行になるように下の組立図をよく見てカットしてください!
実際に木材をカット。
こんなかんじで。ボンドとビスで固定してやりましょう。台形フレームにした理由は、「アイアンの脚って感じがするから」
そして、500mmにカットした垂木2本で繋ぎ合わせます。
繋いだら、#60番のサンドペーパーで塗装前の下ごしらえ。ここはしっかりとペーパー掛けすることで後の仕上がりに差が出ます!
角もきちんと面取りしてやりましょう。
天板を付ける前に!脚を塗っちゃう!
水性塗料のブラックにチョークをちょっと粗目に砕いて混ぜていきます。
薄めずにベタ塗りしていきましょう。できればツヤが出ないものを選ぶとアイアン風に仕上がります!
塗り終わり!ゴツいフレームの完成。
田舎道に突如現れたアイアン(風)フレーム。なかなか様になっています。
乾くとチョークの粉がまばらに浮いて、粗い鉄筋のような雰囲気に。近くでみないとそれが木材なのかは分からないほど!
次は天板!パイン材を分割&接着。
こちらは準備したパイン材の1枚板を半分にカットし、ボンドで接着しました。
速乾ボンドはすごく強力で作業効率がぐんと上がりますね。もし、パイン材を分割しつなげる時にどちらかが反っていたりしたら、端材を両面の接地部分に敷き、クランプで締めるとある程度水平にできます。
仮置きしてみます。
フチはトリマーにボーズ面ビットを装着して面取り。たったこれだけでおしゃれな天板になります。取り付け位置が確定したら脚と天板裏に穴を空け、ダボで設置!ぼくは取り外しできるようにボンドやビスで固定していません。
安定のBRIWAXで天板塗装。
ブライワックス(ラスティックパイン)で天板を着色していきます。
もうだんだんと近づいてきました!カフェ風ちゃぶ台に!(これが最大の目的)
ウエスで天板を磨いたら、完成!
完成。脚に節のこん跡。
完成しました。最後にヤスリで部分的に塗装を落とすとより鉄感が出ます!
よくみると節があった場所がぽっかり空いています・・・。これはご愛敬。
今回はアイアンスタイルを意識して作ったので補強もまだ足りていません。後ほど脚に長いボルトを入れようかな。
アイアン風カフェテーブルのプロトタイプは約3時間で完成!でき上がりのうれしさから・・・
ちゃぶ台返し。
本物のアイアンDIYは、もう少し先かなぁ。いずれやってみたい製作です。
強度は普通に手をついてパソコンを置いて、コーヒーを飲みながらブログを書けるほど。(意外と丈夫)
今回の製作で得られたものは、発想とコンセプトの転換。
これでできないかなぁと疑問を投げかけ、DIYで答え合わせ。そんな面白いことをぼくは続けていきます。
では。じゃばら。