こんにちは!むく太郎です。
先月末、賃貸アパートから築38年の一軒家2階部分に住まいを移しました。
バタバタでしたが、ようやく片付いてきたところ。
でもいろいろと問題がありまして。
まずエアコンの設置が難しいという話。
設置工事費だけで2桁万円も掛かるという見積もりに泣いて、別案を検討。
でも、予算は当初よりもお安く解決しました。(これは後ほどブログ記事で)
涼しい部屋をつくるという面ではクリアできたかな。
さてまだまだやる事いっぱい!
今回は、食器棚をDIYしてみました。
食器棚、つくりました
古家具風の落ち着いた雰囲気に溶け込む「暮らし」。
ぼくのオンラインストアで取り扱っている、陶芸家石川圭くんの陶器を飾ってみました。
材料はスギの荒材
むく太郎DIY定番の木材。
幅は240mmと結構広めのものを選びました。
木目がいいよね。スギは柔らかく加工しやすい。
そして、安い。
棚受けは板から製材する
丸鋸で板から棚受け用の角棒を切り出します。
厚みと同じ幅に丸鋸ガイドを設定し、あとは直線切り。
25mm厚の角棒が生み出されました!
板はそのまま棚用に、棒は棚受けへ。
天板・側面よりも幅が狭い棚板になります。
直角にあてがい、ボンド&ビス留め
天板と側面をドッキングしていきます。
ビスは板から飛び出さないように注意。
コーナークランプなどをうまく使うとやりやすいです。
この作業を繰り返すといつの間にか「棚」が完成。
やすり掛けをしっかり、入念に行いましょう。
棚板の取り付け位置は、お好みで。
ぼくは高さを300mm間隔で揃えました。
好きな幅、高さで自由に
形になりました!
はじめは、棚板2枚を均等に施したドシンプルな棚にしようと考えましたが、でき上がったらこれ。
右上に小棚をプラス。
これだけで一気に垢抜ける!
ワトコオイルでウェッティに仕上げる
大好きなワトコでオイルフィニッシュ。
スギにはやっぱりこれだなぁ。
刷毛で木目に沿って、さっと塗布してウエスでふき取り。
小一時間乾燥させてから2度目の塗布。
今度はウエスではなく、耐水ペーパー(#600~#1000)で。
この工程を経て、荒材から考えられないほどのツルツル木肌になるので、これはマストです。
完成
さぁ、できました。
組み立ては慣れた人なら1~2時間くらいでできると思います!
背板をのちほどつけようかな。
部屋の仕切りとして、シースルー本棚にしてもよさそう。
さっそく、益子焼のお皿たちをディスプレイ。
なめらかな曲線の器が映える
いいですねぇ。
仲間が手作りした、心を込めて仕上げた陶器の想い入れといったら。
なんか自然とうれしくなるよね。
古家具のスツールを添えて。
木工と陶器は、合うね。最高の組み合わせです。
お茶淹れたくなってきました。
※木口は見せるな!という教訓
さらに見栄えよくということで、以前ぼくが作った家具を見て伝統工芸士の村田さん(過去記事はこちら👈)に指摘されたのが、見出しの言葉。
「木口は見せない方がおしゃれだぜ」
ふと、この言葉を思い出して、まじまじと棚を眺めると確かに。
棚受けの木口が気になりだしたので、思わずカット。
斜め切りにしたことで前から見た印象もシャープに。
こういう細かい配慮が自然とできるようにならないとなぁ。
さぁ、まとめます。
今、必要なものを残し、使い、収納する
今回の引っ越し、結構(ぼくにしては)断捨離しました。
ペンだの、昔の参考書だの、ショッパーなんやらかんやら。
捨てるまでは「これ高かったんだよなぁ」とか「次使うときまで保管しよ」とか。
雑念の数々を、お連れ様がぶっ壊してくれたおかげで気持ちも物もすっきりしました。
その中で大切にしたいと思ったのは、やっぱり手仕事の雑貨や家具。
人の手からモノに移り、相手の五感をたどって伝わってくるものが、仕事だと思っています。
この感覚を大事にして、
いいものを揃える。なおかつ必要なものを、必要な数だけ。
流動させて、いい住環境を楽しくかっこよく作り上げていこうと思います!
では、じゃばら。