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なめた木ネジの外し方3選。輪ゴムからネジザウルスまで

インパクトドライバーでガンガン作業していると、たまにやってしまう。
ビットが空回りして、ネジ頭の溝がツルツルに。
もう、なんて日だ。
作業そのものより「このネジをどうやって外すか」を考える時間のほうがダメージが大きい。
どうも、むく太郎です。
この記事では、なめてしまった木ネジを外す方法を3つ紹介します。
道具ゼロで試せる方法から専用工具を使う確実な方法まで、順番に試してみてください。
注意:お椀状になるまで溝を完全につぶしてしまったものは、いずれの方法でも難しくなります。
「あ、なめかけてる」と気づいた時点で早めに対処するのが鉄則です。
そもそも、なぜネジ頭はなめるのか

原因を知っておくと、次から防げます。
一番の原因は、ドライバーのサイズ違い。
ドライバーのビット先端には「PH2」「+2」などの規格表示があります。
これはネジ溝のサイズを示していて、合っていないものを使うとかみ合いが悪く、回すたびに溝を削っていきます。
日本のDIYでよく使うのはPH2(2番)。
電化製品は1番、大きなドアの蝶番は3番が多いです。
作業中にネジが足りなくて別のサイズのものを代用する、これが一番やりがちなミス。
ぼくもそれでやりました。
方法1:輪ゴム法(道具ゼロ・まず試す)
用意するもの
幅広の輪ゴム 1本
手順(所要5分)
- 輪ゴムをネジ頭の溝にかぶせる
- その上からドライバーを当てる
- 輪ゴムがクッションになり、溝との摩擦が生まれる
- 普通に回すより力が伝わる感覚があればOK
- 押す力7割・回す力3割で、ゆっくり回す
輪ゴムは厚みのある幅広タイプが効果的。細い輪ゴムだとすぐ破れます。100均で売っている「野菜用輪ゴム」が肉厚でおすすめです。
溝がまだ少し残っている段階なら、これだけで外れることが多いです。
まず試してみてください。
方法2:普通のドライバーで押し回す(軽くなめた場合)

用意するもの
- プラスドライバー(PH2)
- できれば黒く焼き入れされた硬い先端のもの(メッキ仕上げより食いつきがよい)
手順(所要10〜15分)
- インパクトドライバーは使わない。手動の普通のドライバーに持ち替える
- ドライバー先端を溝にしっかり差し込み、垂直を確認する
- 木材が小さければクランプで固定して両手を使う
- 柄のお尻を両手でしっかり握り、押す力7割・回す力3割でゆっくり回す
- ゆっくりでいい。焦らず、じわじわ緩めていく
かなりの力作業になります。
ドライバーが滑った場合に手を傷つけないよう、作業用グローブを着用してください。
インパクトでは空回りしていたネジが、手動ドライバーとこの「押し回し」でゆっくり動き始めます。
片手でも回るようになってきたら、もうこっちのもん。
最後まで丁寧に回し続けてください。
方法3:ネジザウルス(深くなめた場合の最終手段)
方法1・2を試してもびくともしない。そんな時はプライヤーの出番です。
用意するもの
- ネジザウルス(エンジニア製が定番)
手順(所要5〜10分)
- ネジザウルスのくちばしをネジ頭の側面に当てる
- 溝ではなく、ネジ頭の外側をつかむイメージ
- ゆっくり反時計回りに回す
- 溝が完全につぶれていても、側面さえ残っていれば外せる
ネジ頭が木材に沈み込んでいる場合は難しいため、ネジが少し浮いている状態(打ち込みすぎていない状態)で使うのが理想です。
ネジザウルスは1,500円前後で手に入ります。
DIYを続けるなら1本持っておくと安心。
なめたネジはもちろん、さびて固着したビスにも効きます。
外れたら:新しいネジに替える!

なめたネジは溝が傷んでいます。
うまく外れたとしても、そのまま再利用しないほうがいい。
同じ穴に新しいネジを使う場合は、元のネジより少し太いもの(次のサイズ)を選ぶと穴にしっかり食い込みます。
なめる前に止める。それ一番の予防策

一番の予防は「ネジとドライバーを合わせること」
これだけで、大半のトラブルは防げます。
以下、なめた木ネジの外し方まとめです。
- 輪ゴム法:道具不要、溝が少し残っていれば有効
- ドライバーで押し回す:軽くなめた状態なら十分対処できる
- それでもダメならネジザウルス:側面をつかんで外す最終手段
このトラブルはDIYをやるうえできっと避けられないでしょう。
でも対処法を知っていれば、慌てなくていいのです。
それだけで頭がツルツルになった木ネジは生まれないはず。
さぁ、やりましょ。
では、じゃばら。








