こんばんは。むく太郎です。
憧れのアイアンDIY。
難しそう!って思っていませんか?溶接も必要なんでしょって?
いや、結論は「溶接無し」でOKです!
溶接なしでもできちゃう、アイアンのワゴンラック。
どうでしょう。ぼくもできるまで不安でしたが、完成しちゃえば、なんのその。
どっしりとした質感と武骨さ。
機能性も抜群で、ひたすら押していたくなる。
ちょっと天板がいびつなDIY感満載の夢を乗せたラック。
では、このキャスター付きワゴンラックの作り方をご紹介いたします!
今エントリはフレーム製作について!
材料はこちら。
材料はこちら
- L字アングル D3mm×W20mm×H910mm 4本
- フラットバー D3mm×W25mm×H910mm 1本
今回のDIYで使うのは、ホームセンターの資材売り場で調達したL字アングルとフラットバー。
1つ数百円ほどから手に入れることができます。
予め寸法を把握してから、材料を買い出しに行くと予算も決まっておすすめです。
では、さっそく作業に入っていきましょう。
L字アングルを寸法通りにカット。
用意したL字アングル。1本320円也。
ホームセンターの資材売り場に置いてあります。素手で触れると、手が汚れます。
指を切る可能性もあるので、手袋をはめて取り扱いしましょう。
これを全て450mmにカットします。
グラインダーに鉄工用刃を取り付け、根気よくカッティング。
普段木材しか切らないので(しかも固定されたスライド丸ノコ)なかなか難しいところ。
*この作業は、火花や鉄粉が出ます。非常に危険を伴いますので、行われる際は保護メガネ、防塵マスク、長袖を着用して行いましょう。*
1カット100円ほどで切ってもらえるホームセンターもあったりしますので、購入の際にご確認ください。
合計で8本揃えます。切り口のバリもしっかり落としておきましょう。
アングルをカットしたら、仮組み。そして、穴あけ。
こんな感じに仮組み。縦450mm横470mm幅の四角形になるように。
実際に取り付けた時、固定の位置やアングルの厚みでずれる場合があるので、現物合わせでしっかりみていきましょう。
位置を合わせたら、これを使います。
そう。ポンチ。
鉄に穴を空ける前に、ドリルビットが滑らないように打痕をつける工具です。
これは今回のDIYに限らず、アイアン系の加工に必須のアイテムなので、ぜひ持っておくことをおすすめします!
位置を決め、ハンマーでしっかり打つ。
くぼみに鉄工用ドリルビットをあてて、下穴をあけます。
6mm径のドリルビット。
アングルの下に角材などの土台を置くと、ぶれずに穴あけ作業ができます。
ひとまず仮組みの枠をつくるため、アングル4本の両端に穴をあけボルトで固定していきます。
ビスじゃないよ。ボルトです。
木工をやっていると、あまり使わないボルト&ナット。
今回はしっかり、使っていきたいと思いますよ。
6mm径(ドリル径と同じもの)のボルトセットを購入。
ボルト→ワッシャー→ナットの順番でアングルを固定。
細かいパーツなので無くさないように!
10mmのスパナとラチェットメガネレンチでグイグイ。
何が楽しいって、このボルト締め作業。
10mmのスパナでナットを抑え、ラチェットメガネレンチでグイグイ締めていく。
アングルが直角になるよう固定していきましょう!
枠ができました!
きれいな正方形。初めてにしては上でき!
でも、慣れないから扱い方が難しい!
続きは、この枠をあとひとつ、つくってからね。
枠を端材&クランプで固定。
枠ができ上がったら、写真のように端材とクランプを使って固定します。
この端材は、棚板となる木材と同じ幅にカットしたもの。長さは300mm。
しっかりクランプで固定しましょう。この時点で結構ずっしり。
続いて、また鉄に戻ります。
フラットバーで枠どうしを結合。
フラットバーを30mmにカット。あまりの寒さに手も震えます。
これを枠どうしに結合して、棚のフレームを完成させましょう。
カット、取り付けの方法はアングルと同じです。
枠の中央にくる位置に取り付けしました。
完成後の写真ですが、ご参考に。
あれ、このフラットバーに板載せれば、もう1段・・・。
フレームの塗装だ!
こちらでき上がったフレーム。
このままでも十分インダストリアルな雰囲気。むしろこのままでもいい気がしますが、アングルは「錆びる」
すでに表面はサビがかっており、汚れやケガの原因にも。
ということで、しっかり塗装しました。
使ったのは、スプレータイプの油性塗料。
そのまま塗れるというのがいいですね!
でも、塗る前には必ず、汚れを落として。取れてしまうほどのサビも。
段ボールや新聞紙を敷いて、塗料が周囲に移らないように注意。
(木材は乾燥後、仮置きしたもの)
塗りたて。ムラなく塗装するのもやっぱり難しい。
薄くかぶせる感じで。
やはりハケ塗よりも時間がかからない。しかも速乾ときた!
おっと、ここまで。日が暮れてきました。
日が沈む時間が早いのが、最近の日曜大工マンを悩ませる。
フレームは以上!あとは天板と棚板は後ほど!
さっそく使ってます。笑
フレームまでの材料費、塗料も含め3000円。
さぁ、ぼくは5000円以内でこのDIYを完成させることができるのか!!
電池が切れる前に自己紹介しておく。 pic.twitter.com/VMJky81Oxl
— むく太郎⁂ (@wd_mukutaro) October 5, 2016
続きは、今度。
では、じゃばら。
*2017.12/21追記*
続きです!
溶接無しでも全然OK!インダストリアルなキャスター付きワゴンラックをDIY(棚板&キャスター取り付け編)
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