フリーペーパーは、アートである。
相変わらずDIYをしています。
今回は、余っていた端材で壁掛けのディスプレイ本棚をつくってみました。
オシャレなフリーペーパーが流行っていますね。
フリーペーパーナビ、こんなのあるんですね!
最近のフリーペーパーは、無料だけどコンテンツも充実しているし、表紙が洗練されていれば飾れるし。まさに、ジャケ買いならぬ・・・いい言い換えができませんでした。
フィジカルなモノとして残せるのもネット完結時代においてある意味、情報と1枚のアートという2つの価値があるとぼくは思っています。
そんなことで端材でフリーペーパーをディスプレイできるスタイリッシュなブックシェルフを作ってみました!
まるでブックカフェのようになる。
時間が経つにつれ、その時のブームカルチャーなど時代の変遷もたどっていけるフリーペーパー。
では、製作の工程にをご紹介!
ラワン材を用意。
昨日、台風9号が関東を通過。
ぼくの家も端材置場も例外なく影響を受ける。
曇り空の中、端材を引っ張り出しました。
ラワンの角棒。棒のサイズは10mm×20mm×90~100mm程度。
濡れてしまった端材を乾かしながら、使える部分を選別していきます。
(この直後、大雨に晒される)
正面図も描いてみました。
設置する場所に応じて、縦横のサイズは変更しましょう。
このブックシェルフは、壁に直付けしようと思っていますので、かなり薄い作品になります。
ほとんど木枠的な感じで。構造はシンプルそのものです。
サイズにカットした材料を図面に沿って組み上げ。
まずは四角に。追い回し継手といわれる組み方。
つなぎ目が次へ次へと追っていくように。
木枠というか木工のなかでもベーシックな継手。
この継ぎ手も数多く存在し、そのどれもが様々なシーンで合理的に使われているから奥が深いですよね。
四角の真ん中に受け板。
今回は2段でディスプレイできるように真ん中に受け板を入れます。
内寸と同サイズに角棒をカットし、セット。
フリーペーパーはだいたいA4サイズかなぁということで、上下段ともに縦幅は340mmにしてます。
下記に用紙サイズ一覧表を掲載しておきますので、サイズを調べて製作すると失敗が少ないと思います。
ダボ穴→ビス→ダボで見た目も意識。
かなり華奢な、この本棚。
接続部位は、ビスでがっちり留めたい。
つなげた時にビスの頭を隠すようにダボ穴を空けています。
板厚が薄いのであまり深く穴をあけると貫通してしますので、ご注意!
ぼくはこの8mm径のダボを愛用しています。
押さえ板を設置。
ちょうどフリーペーパーがもたれかかる位置に押さえ板を。
全てラワン材の角棒を向きだけ変えて使っている今回のDIY。
押さえ板はビスでなく、真鍮釘でちょっとだけアクセントにしてみました。
最後はきちんとヤスリがけ。
ここまでくれば、もうほぼ完成。
良い感じに古材の風合いを出していたので無塗装の白木仕上げに。
のこぎりやハンマーで殴打し(強くやると破壊するので6割の力加減で)、エイジング加工するとオシャレ感が上昇。
#60の粗めのサンドペーパーでしっかりヤスリがけしました。
さぁ、完成です。
完成を前にゲリラ豪雨。
それは落雷の合図とともにやってきた。
22時現在は雨も小康状態ですが、DIYの真っ最中。
突然の集中豪雨。
土砂災害警戒情報も出されるほどの大雨に見舞われました。
風の冷たさと雲の様子から「まずいなぁ」と道具たちをしまい玄関に移動した瞬間のこと。
ここ最近の豪雨は、尋常じゃないほどの被害をもたらしています。
道路は瞬く間に川同然に流れていく。改めて自分の身は自分で守っていくしかないんだなと思わされました。
余談はここまで。
おしゃれブックシェルフ、できました!
正面から。製作時間は正味1時間。
慣れた人なら30分。初めての人も2時間あれば作れちゃうほどの手軽さ。
ディスプレイしたのは全て「FILT」というフリーペーパー。
数年前から収集し始め、2、3年分はあるのかなぁ。
確か奇数月の中旬に発行されていた気がする。(現在はオンラインコンテンツのみ)
内容もすごく興味深く、ライフスタイルから著名人のエピソードやおすすめの飲み屋さんの情報まで。ぼく、このフリーペーパー、すごく好きだったんです。
もう発刊していないのが残念(紙媒体として)
斜めからみた図。
ちょっと読んで懐かしくなってしまった。
改めて思うのは、想定読者の獲得数がものすごかったんです。ぼくのまわりで。
だってさ、ある飲食店に置いてあったんだけど、発刊日にはもうラスト1部とかもザラだった。
ぼくを含め、働く20代~30代のサラリーマンが多く集う場所。
やっぱり、この表紙のコピーライティングに持ってかれちゃってたんだろうなぁ。
「ヒマって、そんなに怖いですか?」
読みたくなっちゃうよ。
設置場所が仮設置のため、取り付け編は後日。
エントリ冒頭に場所に応じて、サイズを決めようと言っていたのにも関わらず、実は設置場所は未定(候補はある)。
漆喰壁と板壁、悩んだ末に板壁のところに。
あ、でもこの後ろ、砂壁でした。
フリーペーパーは、ぼくのバイブル。 pic.twitter.com/T3EsI6fpLx— むく太郎⁂ (@wd_mukutaro) 2016年9月7日
なので、取り付けについては後日、改めてやり方を含めご紹介します!
仮でつけてみました。
これ、テーブルの上にあることはあるのですが、両面テープでも壁と接着しています。
貼ってはがせる万能くん。3M社の製品はなんだかんだお世話になっています。
何もない。それなら、フリーペーパーやショップフライヤーを飾ろう。
お気に入りの雑誌でもいい。
絵本を並べてもディスプレイして収納できる今回のDIY。
なにもないよというなら、ぼくみたいにフリーペーパーやオシャレなフライヤーを飾ってみては。意外とフリーペーパーを探すのって面白いですよ。
答えはきっと街にある。ちょっとだけね。
最後にせっかくなのでぼくが独断と偏見で「カッコいい」と思うフリーペーパーの関連リンクを。
残念ながら発刊終了のものもありますがデジタルコンテンツは残っていますので、ご一読を。
今宵もお付き合い、ありがとうございました。
雨や災害にはお気をつけて。
EVER FREE.
では、じゃばら。