こんばんは。むく太郎です。
先日、友人から久々の連絡。
1年に1回くらい連絡はしているものの、高校卒業以来となる再会。
ありがたくご飯の誘いがあり、行ってきました。
近況と学生時代の他愛もない話に華が咲き、盛り上がるオトコ二人。
しかも学生時代、ヒョロヒョロだった友人。
現在「ボディービルダー」という他の友人がみたら総ツッコミを受けそうな見てくれ。
(レスラー兼元参議院議員の大仁田厚さんと撮った画像を提供してくれました)
この写真やトレーニングジムの仲間との集合写真を見せつけられ、苦笑い。
しかも職業は役所関連というお堅い謎の人になっていました。
これだけでもかなり話のネタになります。
でも今日は、彼自体にはフォーカスせず。
「会うこと」について考えていきます。
二つ返事でOKを出したもののなぜか気が進まない。
こういうこと、誰もがあると思います。
最近読んだトピックスに興味深いことが書いてあって、まさにこれ。
この「会う」という行動に見える人間の心理をご紹介していきたいと思います。
「会おうよ!」って決めたのに、急に面倒になるのはなんで?
会おう!と決めた時には懐かしさや雰囲気で盛り上がったのに、約束が近付くにつれ億劫に...。今回のぼくがそうです。
会えば会ったで、次第に話が盛り上がったりして「会ってよかった!」と思うのが大半なんですがね。
そのなぜに「会う」のが面倒になるのかと言うとね、
脳が老化してきてるんです。
なんともショッキングな事実ですわ。
これには「結婚」や「就職」などで生活の環境が一定化、つまり「変わらない毎日」を過ごしてくると『日常を変えない方が安全』という習性が働くみたい。
「会う」ことすらためらいがちになるそう。
友人ならともかく「前職場の同期」や「以前入っていたサークルの仲間」などのほうがそういった感覚になりやすいかもしれません。
「会う」までの壁って人によって個人差がある。
ぼくはこの「会うまでの壁」というのが結構高い気がします。
前述の通り、変わらない日々に身を置く方が楽で良いからなんでしょう。(潜在的に)
一般的に若者の方が人に会うことに抵抗感がなく、フットワークが軽い傾向にあると言われています。
その中でも女性の方が、人と会うことも楽しめるので新しい友達ができやすいとのこと。男性(特に会社で偉かった人)が退職後、一人きりで新しい仲間を作らないのはこれに物凄く関係しているんでしょうね。
久しぶりに会うのは「宝くじを買う」のと同じ。
精神科医の和田秀樹さんの話では、久しぶりの再会というのは
「買ってみなくちゃ分からない宝くじと同じ」とのこと。
宝くじほど「はずれ」の確率は高くないですよね。
10人と会えば、1人くらい心が通じる友人ができるかもしれないし、男女なら恋愛に発展するかもしれない。面白いね。
ぼくもそれほど交友的ではないので、会った相手からすれば「はずれ」と思われてるのかも・・・。
直接、会うことのメリット。
「会う」というのは、労力もお金(食事など)もかかること。
でもそれにも増して、生まれるメリットは、
- 相手との距離を縮めやすい。
- 昔は分からなかった、「今」の魅力を感じられる。
1つ目は、関係を縮めやすくなること。
対面だと電話やメール、SNSに比べて表情やしぐさがわかることから、より詳細に相手の人柄が理解できます。このブログもそう。
この記事を読んでくれている人もぼくがどういう表情でこの記事を書いてるか、まるで分からないし、それは当たり前のこと。
だから「顔が見える」というのは1つの信頼ということになるんでしょうね。
楽しそうにしてれば、こちらも自然と笑顔になる。
そして2つ目。
昔はパッとしなかったけど、なんか良く見る(話してみる)と案外しっかりした人だなと感じたりすること。
同窓会なんかで盛り上がるわけは、これです。
学生時代は仲が良かったわけじゃないけど、久々に会ったら妙に盛り上がった!という経験がある人も多いはず。
この事象も和田さんによると、同級生という「他の人は知らない過去の事実という『秘密』を共有しているから」だそう。
確かに思い出話から会話が膨らむのは、これがあるからだなぁ。なるほどね。
結論、ストレスを感じたら億劫にならず「会おう」
久々に友人や知人と会うとホッとします。
普段から接する人に気を遣わなくてはいけなかったりと、ぼくらを取り巻く環境は意外に対人ストレスが満載。
古い友人に会うと最初こそ緊張するけど、時間がたつとリラックスして話や本音が言えたりします。だからこそ億劫にならずどんどん会いましょう。
会う事は逆にストレスを和らげる。
ぼくも積極的にいろんな人に会おうと思ったでき事でした。
老化が進んじゃうから。
これが今回、彼から学んだ「癒し」
「筋肉のリラックス法」もなぜかレクチャーされたのは、云うまでもありません。
では。じゃばら。