こんばんは。むく太郎です。
ファルカタ合板を重ねてできたペンスタンド(完成イメージ)。
2016年は図面も充実していきたいです。最近覚え始めた3DCAD。ざっとこんな感じでしょうか。100mm×100mmを6枚重ねて、真ん中に穴を掘りこんでいきます。
合板1枚を調達。端材でもよし。
材料はこちら。
- ファルカタ合板 12mm×300mm×450mm 1枚
- 木工ボンド 適宜
なんとシンプル。今回は金物材料は無しです!
合板の種類や厚みは様々ですが、できれば12mm厚で。
ファルカタって何?
ランバーコア、シナ、ラワン、ファルカタ。なんだか名称がいっぱいで何を選ぼうか迷ってしまいますが、今回のように重ねて何かをつくる時は、層の重なりが美しいものを使うと仕上がりがきれいになります!今回使用したファルカタ材も層の重なりがきれい、かつ下記引用のような特徴もご参考にしてみてください
ファルカタは生長の早い木なので、植林木として主にマレーシアに生育しています。
材質は桐に似ているので、、桐の代用材としても使用されています。
材質が軟らかく、木理が交錯していて、裂けにくいという特徴を持っています。
る為加工が容易で木工初心者にも扱いやすい木材だと言えます。
強度的には硬さがない為、ぶつけると凹みやすいのですが、その分、軽くて加工しやすく、DIY初心者にも扱いやすい材料です。
ただし、釘や木ネジの保持力はあまり強くはありません。
用途はタンスや机の引き出し(側板)等々。
表面も中芯もすべてファルカタでできています。
ただし、片側はあまりキレイにしあげていません。
軽くて白くて加工しやすく、お安い材料です。*1
お好みのサイズでラフにカットし、直線部を合わせ重ねる。
きれいに寸法に従って切ったつもりです。これはひどい。墨つけのえんぴつの芯先はきちんと合わせなくては駄目ですね。でも大丈夫。既存の直線部だけ合わせて重ねれば、あとは一緒にカットすればよいのです。2枚と3枚重ねでボンド付け。底部分になる1枚は残しましょう。
両端に対角線を引き、重なったところを中心に穴を空けます。
この×の中心点に、ダイソーで買った直径51mmのホールソーで穴を空けます。
全て重ねたままだと穴あけが非常に苦労しますので(経験済み)、中心点に150mm長のドリルビットで下穴を貫通させて、分割してホールソーを利用しましょう。
穴を開けたら、全て重ねボンド付け。
写真と文章が前後してしまいますが、穴と直線部を合わせ、ボンドを満遍なく塗り接着。
この辺で1時間ほどコーヒーブレイクを入れます。
完全に固まったら、一角から両辺35mmほどに点を打ち、カット線を引きます。
上図のように切ると一気におしゃれ感が!
全体の面をそろえていくと、もうすぐ完成!
なんというか、ハムカツが6枚重なっているようです。
各面切り揃え、サンドペーパーやグラインダーで整えていきましょう。
ホール部分も淵をヤスリがけし、なめらかに。
完成!
上から。simple is best.
ちょっとした筆記用具ならバッチリ収納。黒ばかりだ。
横から。面取り技能向上を目指します。
完成です。ブライワックスで仕上げています。ただ、ぼくは今回ばかりは着色しなければよかったなぁと思います。せっかくのハムカツ感がうまく出ていない(各層の色が活かしきれていない)。クリア系の塗料や蜜ろうワックスでテカテカにすればもっと良くなった気がします。あと1枚ぶんの高さがあるといいかも・・。鉛筆が半身浴状態でちょっと不安定。まぁ、ステーショナリーとしてでなく、コーヒーシュガー入れなんてのも良いかもです。
カットの角度や枚数で広がるバリエーション
ホームセンターにある合板をミックスしてみるのも面白そう!
切り方、重ね方、組み合わせいろいろ。ワンコインで作れるということも魅力です。
ぜひ、今後も素敵な合板DIYを一緒に楽しみましょう!
では。
じゃばら。