目標達成

自分の価値を決めるのは他人。だけど価値を提供できるのは自分だけだ。

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DIYサラリーマン・むく太郎です。

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スマホ版ロゴ変えてみました!結構気に入ってます。

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 ふと、思う個人事業主の連れとサラリーマンのぼく。

2カ月に1回くらい、違いを考えてしまうんです。

(追記:最近は週に1度)

目に見える形で(イベントなど)多くの方を笑顔にしている姿を横で見て、考えてしまうんです。

ぼくがする仕事や行動は、本当に誰かの為になっているのかなって

会社勤めだと、どうしても全体での業績や数字だけがメインになってしまい、個人の貢献度合いというものが具体的には見えにくくなってしまいます。

会社組織だから当たり前と言えばそうですが。

そんななかでリアルに人が顔を合わせ、商品と対価を交換するという至極シンプルな「社会と経済」を目の当たりにしてしまっているから余計にね。

以前も自分の価値について触れた書籍を読んで、参考になったことを書いてみたのがこちら。

きほんを大事に。松浦弥太郎さんがやりたいこと50のことを読んで。 - DIYサラリーマン・むく太郎EX

最近、上記エントリで学んだことに即した考え方を実践してみようというぼくが現れ始めています。

自分のできる範囲で人や社会の為になることを躊躇なく実践し、そこで得られる対価が収入であると。

こんな本を読みました。

タイトル通り。

自分の値段」をどう高めるか。

そもそも自分の値段とはなんなんでしょうか。

個人事業主の場合、自分が仕事をした分だけきっちり対価が支払われます。

(2018.4.18追記。確実かというとそうではないのをぼく自身もいろいろ仕事を受けるにあたり、実感しています。だから契約は大事。)

物販や作家であれば、コンテンツが売れた分だけ。

もちろん1対1の場合。

かつ、その個人には仕事を通して、対価+信頼度というものがついてきたりします。

それが大きければ大きい程、自分の値段も比例して高くなる。

本書は、自分の存在価値をどのようにして他人や社会に提供して、高めていくかという内容の書籍。

ぼくのように会社に勤めて、給与を得て生活している人には見えにくいこの仕組み。

毎月の給料ってだいたい同じですよね。

月収や年収=自分の値段。

これは間違いありません。

サラリーマンを例にして、参考になったことをぼくなりにアレンジして書いていきます。

自分の価値を正しく知る。

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自分に値段を付けられるとしたら、どのくらいだと思います?

大抵の人は今の収入額より多い値をつけるでしょう

ぼくはあと20%くらい多ければ・・・。

なんて。

「こんなに仕事が要領よくこなせて、時には上司の右腕になり、部下をまとめてプロジェクトを遂行できる。」

なのに自分の満足する報酬を得ていない。

そもそもなんでだよ!って思うじゃないですか。

はい。あなたの給料を決めるのは紛れもなく所属している会社です。

大事なことなのでワンモアです。

あなたの値段は、雇い主が決めるよ!

いやぁ、酷なもんです。

しかも自分よりできの悪い同期が先に昇格なんてした暁には・・・!

はい。3度目。

あなたの価値を決めるのは、所属している会社です。

だんだん考えが明瞭になってきましたね!笑

そう。

いつも値段を付けるのは他人です。

オークションをイメージしてください。

まさにそうです。

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短所に値はつかないが、長所には値がつく。

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じゃあ、如何にして自分の値段を上げていくか。

それは、自分の長所を買い手側に必死に売り込むこと。

これが大切だと本書では書かれています。

会社はいつだってあなたの長所を買っています。

ちょっと考えてみるとなるほどなと思います。

やるべき仕事、ルーティンワークはこなして当たり前というのが会社の大前提。

では、どこで差をつけるか。

それはその人の持つ「長所」です。

グローバルで事業を展開している大企業には、超がつくエリート社員が掃いて捨てるほどいます。

例えば違うエリート名門校から入社した2人の社員。

同期で仕事も同じようにそつなくこなす2人ですから、会社は評価するときこういう所をみます。

社員Aは英語が完璧、だけど社員Bは3か国語話せる。

もちろん会社としての評価はどちらが上か。

単純です。社員Bの方が上。

当たり前だろと思うけど、これは簡単な例ですから。

実際はもっと複雑な要因が絡み合っている。

有名大学を出て、エリートコースを歩んできたつもりだった社員Aは挫折を味わいます。

社員Aがダメというのでなく、これは社員Bの持っている長所を会社が買っているだけに過ぎません。

それだけです。

社員Bも、うかうかしていられません。

会社はいかにいい人材を安く買うかを考えていますから。

おいしいところを真っ先に獲る。

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社員Aはどうするべきなのか。

ここで不貞腐れるか、変わらずに日々をこなすのか。

もしね、今の会社で評価されたいと思うなら、絶対やらなきゃだめなことがあります。

「自分には、ほかには無いこんな長所があるんだぜ!」というオリジナリティをアピールすること。

言い換えれば、評価する側に判断基準を与えること。

これができるかが社員Aの今後、要は「自分の値段」を高めていく行動に他ならないという事になります。

どんな仕事に於いても、得意分野というものがあります。

資料作成やプレゼン、対人スキルやデータ解析。会場設営まで。

仕事というのは目立つか目立たないかの差で重要な事が山ほどあります

自分が得意だという事は、真っ先に手を挙げ、実行しましょう。

結果、それが自分の値段を上げることになります。

それこそ1つの誰にも負けないスキルがあれば、なおさら。

確かにぼくの会社でも「~なら〇〇しかいない」という人は少なからず存在していますし、それなりの評価もされています。

しかも、数をこなせるのでスキルもさらにアップし、信頼度も向上するという。

いつか社内でこう呼ばれるようになったら、あなたの存在は会社に無くてはならないものになっているはずです。

丸くなるな、星になれ。

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サッポロビールの有名なキャッチコピーでご存知の方も多いはず。

ちなみにぼくはこのコピーが大好きです。

ゾクっとしちゃうほど明快に言いたいことを伝えている。

現状に甘んじず思い切って、環境を変えてみる。

市場というのは人の数だけあると思います。

ここでいう市場とは、その強みを必要としている人がいる場所。

なにかひとつ、スキルがある。

前述の社員Aは英語が完璧でしたね。

このスキルは大きな強みになります。

デジタル業界の技術は世界のレベルは標準化しつつありますが、アナログ分野はまだまだ日本の技術には及ばないところは多々あります。

最後になりますが、テレビでも取り上げられた「JICO」というレコード針を製造している、日本精機宝石工業。

小さな町工場で従業員数も約60人ほどとのことですが、「売上の9割」がなんと海外からという日本の老舗メーカーです。

www.sankei.com

この「JICO」は製品が真っ当に評価されて今に至っていますが、こういう世界をリードする技術をもった日本の中小企業は他にも数多くあります。

何度も例え話で申し訳ありません。

技術を応用して生み出した新しい製品ができたとします。

海外展開ももちろん狙っていきます。

でも、もしかしたら世界に通用する技術者は数多くいるかもしれないけど、世界に製品をしっかり売り込める語学力、マーケティングスキルを持った社員はいないかもしれない。

ここで社員Aがいたらどうでしょうか。

大企業では大多数の一人だった彼が、こういう状況に身を置いたら。

彼の値段は昔と比にならないほど高くなると容易に想像できます。

自分に置き換える。

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「自分の値段」を高めることについて考えてきました。

ぼくでいえば、普通の人よりは端材で雑貨や家具をつくることが得意です。(まだまだだけど。)

それを「ブログとして発信できる」というのも強みかもしれません。

だから読者の方には、ぼくのできる精一杯のスキルを存分に提示したい。

大事な事は「自分の強みをしっかり提示し、それを買ってくれる人や場所を見つける

言うほど簡単じゃないのは知っているつもりです。

でもこれは、原則なんだなぁと分かってきました。

価値を提供できるのは自分だけだから、仕事もDIYも本気で。

きっと、この行いに帳尻はあってくる。

やるしかないね!

では。じゃばら。

 

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