どうも。むく太郎です。
宇都宮→益子→笠間を往復してクタクタ。仕事→実家→ばぁちゃんちの流れ。
益子では陶器市、笠間では陶炎祭。他県ナンバーを横目に裏道をスイスイ行くのがこの時期のぼく。
ようやく連休に入ります。このGW、実は出店目白押しなんです。
無論明日もその一つで、オシャレスタジオのライブイベント。
そこで今回、連れからこんな要望が。
「イベントの時、商品を用意するの丸見えだから目隠し作って。そんで商品名とかも表示できるようにね」とのこと。
毎度のことながら、どうするりゃいいのかと考えさせられるほど難題を提示してきます。そこでポイントを考察していたら、さっそく「びびっ」ときた。
- 目隠しになる
- 黒板にもディスプレイボードにも
- ちょっとした収納にもなっちゃう!?
じゃあ、これはどうって具合にDIYしてみました。
[st_toc]
目次を
1個で3役こなすスーパーヒーロー
黒板としても
裏側もシナベニヤのきれいな木肌が良い感じ。どちらを表に使ってもいいですね。
これ、イベントの時テーブルの上に置いて使うのが基本です。レジ隠しや手元が見えないような工夫って大事なんだなぁと出店経験からだんだんと思えるようになりました。
それでは!作ってみましょう。
材料はこちら。
- 2×4材 6ft 2本
- シナベニヤ 5.5mm×300mm×600mm 1枚
いい感じに日に焼け、汚れかかった2×4材とシナベニヤ。これとある工具で簡単に作れてしまうんです。ツーバイフォーはベニヤを収めた時にピタリとはまる寸法に設定しましょう。スライド丸ノコで45°切りしました。
でた!トリマー!
ツーバイフォーに一定の幅で溝を掘り、箱型にしたときベニヤを溝にはめ込むという狙い。この溝掘りってトリマー・ルーター作業の基本であったりします。
6mm径のストレートビットを装着!ベースプレートからスコヤを使って正確に削る分だけ刃を出します。今回は3mm削りに決定。
ストレートガイドで溝掘り位置を設定&固定
刃を取り付けたら、次は溝を掘る位置を決めます。写真のようにストレートガイドを装着すれば、決まった位置に直線の溝をきれいに掘ることが可能。では。掘りこむぜ。
溝掘り終了。あっという間のでき事でした。
3mm溝を切削終了。溝の深さが深くなるにつれ、2,3回刃を出しながら作業を行うときれいに加工できます。1度に深く掘ろうとすると刃がブレて雑になってしまう事があります。しかし、雨ざらしにしていた木材。汚れています。でもそれが自然のエイジング加工ですごく雰囲気が出ています。
全部に溝掘りこみました。
一定の間隔で削られた木材。溝のバリを紙やすりで整えてやれば、ソーグッド。
一休みしたら、仮組してみますよ。
仮置きして、木枠をつくる。
カットした木材を合わせ、木枠にしてみます。きちんとベニヤがはまる溝が各辺あっているか確認しましょう。張り合わせる前にワトコオイルで着色しています。
シナベニヤの片面もワトコで。
ベニヤの片面も色を付けました。このへんはお好みで。無着色もありです!
続いて反対側に黒板塗料を塗り、黒板をつくります。
しっかり黒板。これでチョークでメニューやお知らせ、はたまたウェルカムボードのように内容を変えて使えることができるんです!
では!いざ、はめ込み!
ピッタリ!不器用サラリーマンもドヤ顔で切るでき栄え。
ツーバイフォーの切り口にボンドを張り接着。後にビスで部材を繋いでいきましょう。
そしたら完成!
あとは、箱でも黒板でも目隠しでも。
イベントからの派生DIY。ベニヤサイズをサブロク板サイズにしてしまえば、壁にもなるし、子供用の巨大落書きボードにも!大きくできるか、小さくできるか、代替えできるか。たったそれだけを考えれば、意外となんでもできそうだ。
明日の出店がんばります。
番外編:手作りエイジング冶具
これ、ヤバいっしょ。0円で古家具風ってやつですよ。
端材にビスなどを取り付け、エイジング加工するときに使います。
叩いたり、ひっかいたり。ちょっと危ないので取扱注意ですが。こんなものも手軽にできてオススメです!
今年のGWは、凝ったものをつくる。