どうも、むく太郎です!
30歳を前に、昨年末頃から月に5冊を最低ラインとして読書をしてきましたが、さらに人生を愉快にサーフィンしていくため、
新たに読書録として、書評記事もアップしていきたいと思います。
今回はコチラ!
「happy money」 著:本田健 出版元:フォレスト出版
ベストセラー作家である本田健さんが初めて、英語で執筆した本書。
それをご本人が日本語に翻訳したという2019年の新刊です。
書評の前に作者について
本田健さんは、神戸生まれで経営コンサルタント、投資家を経て、29歳で育児セミリタイヤ生活へ。4年の育児生活中に作家になるビジョンを得て、執筆活動をスタートさせ、「お金と幸せ」「ライフワーク」「ワクワクする生き方」をテーマにした1000人規模の講演会、セミナーを全国で開催。著書は、130冊以上、累計発行部数は700万部を突破しているベストセラー作家です。
中でも「ユダヤ人大富豪の教え」はミリオンセラーとなっていて、読んだことのあるかも多いハズ。
お金と人間関係のプロと言われる本田健さんが満を持して、送り出した初の海外出版。
今回は、ぼくの中で響いたキーフレーズを見出しに感想を書いていきます。
お金とは?
冒頭からこんな言葉が綴られます。
「お金とは、可能性を広げてくれるもの」
確かにこれは数ある同じ類の本では、必ずと言っていいほど書いてあることです。
- 欲しい物
- 行きたい場所
- 住みたい家。
使いたい分のお金があれば、こんな願望も叶っていきます。
考えるだけでワクワクします。
そうだよなぁ。と思いながら読み進めると気付かされるんです。
重要なのは「ワクワク」だということを。
感情でお金への気持ちは変わる
あなたは、お金ってどんなモノ?どんな態度で接している?
こう聞かれたら、どう答えるでしょうか。
現状で借金まみれであるなら、ネガティブな感情を抱き、また一方で利益が出ている(資金に余裕)状態であれば、
先ほども書いたような「可能性」「ワクワク」など未来志向な気持ちを持つと思います。
文中に「FOMO」というキーワードが出てきます。
それは「チャンス」や「楽しいこと」を逃してしまう不安を意味します。
例えば、SNS上で友達が海外旅行を楽しんでいる様子の投稿を見て、
そんな思いを抱くはず。ぼくも少なからずそう。
だから、満足できない。
今の現状と周りを比較して、自分には余裕(お金)がない!=不幸だ!
と自分で思い込んでいる。
果たして、本当に不幸なのだだろうか。
お金の支配から逃れる方法を健さんは、こうアドバイスしてくれます。
なぜお金が欲しいのかという心の働きを客観的に見ること。
今の生活を分析してみると資金は至って足りているのに、「他人との比較」という幻想で苦しんでる。
そんなことに気が付かされました。
お金は、おかれた環境や誰の手にあるかによって、性格を変える
先ほどのことと重なる部分ですが、これが本質なのかなと。
分かりやすくするとこんな感じでしょうか。
- 小学1年生のむく次郎くんにとっての1万円の価値
- まもなく三十路のむく太郎さんにとっての1万円の価値
誰が持つか。
そして、どんな状況下になるかでお金は性格を変えます。
だったら、ポジティブな考え方にしたほうが絶対気分がいいはずですよね。
お金のポジティブな考え方。
冒頭に書いたように「お金とは、可能性を広げてくれるもの」
何かを手に入れるだけでなく、健さんはこう綴ります。
人に与えられる、そして喜ばせられる一つの手段
あなたは、はがきを送ったりしますか?
ぼくは、月に一度、お世話になっている人や友人にはがきを送ります。
95%の確率で感激の連絡や返信のはがきが届きます。
https://www.instagram.com/mukutaro_diy/?hl=ja/status/1183523139222818816
はがき代と切手代(63円)、たった数百円で送った人ももらった人も心があたたまるです。
この本を読んで、まさにお金の可能性とはこういうことか。
感謝を体現することかぁ。
そう身にしみて、わかることができました。
お金は、流れるエネルギー
スピリチュアルな話をするわけではありません。
考え方を変えていく。だんだんと著者が言いたいことが分かってきました。
お金は紙幣や硬貨、数字として現れるエネルギーと考えることです。
エネルギーは流れていきます。
そして、エネルギーは、集まりやすいところに集まります。
この集まりやすいところってどんな場所なんだろ。
お金持ちとは、なんだろう。
きっと、ポジティブな思考を持ち人を喜ばせている人や場所だとぼくは考えます。
自分自身がパワースポットになる。これが合言葉です。
お金に対する2つの見方
お金の本質はこの本により、だいぶクリアになってきました。
資本主義社会である現代、ぼくらはどうやってお金と付き合っていけばいいのか。
見方を変えることです。
AIの台頭して久しいですが、見方によって解釈はこうも変わります。
- 悲観的=AIに取って代わられ、仕事を奪われる。どうしよ。どうしよ~。
- 楽観的=AIが代わりに仕事を担ってくれて、自分の時間を新しい価値創造に当てられる。超ラッキーじゃね。
お金への考えも全く一緒。
「じゃあ、どう考えれば、今より良くなるか」
それを問うことです。
- お金無い言うけど、毎月資金底尽きるほど?
- お金あれば、〇〇したい言うけど、本当にしたいこと?あってもほんとにやりますか?
- 老後が不安で貯蓄に勤しむ言うけど、切り詰めて添加物の激安食品たべたら、老前でさよならじゃない?
自問自答するだけで、少しづつ本質がクリアになりますので、ぜひやってみましょう!
まとめ:幸せな人生に必要なたったひとつのこと
本田健さんというと、「お金と幸せのプロフェッショナル」というイメージですがそれはほんの一部の側面ということ。
この本で少し分かった気がします。
幸せな人生ってなんですか?
お金がいっぱいある人生ですか?
本当にそうですか?
少しでも疑問に思った方は、この本書を読まれるとさらに人生を愉快にサーフィンできる勢いが増すと思います。
大事なのは、お金=人々=自分
では、じゃばら~!