読書録

散らかる部屋はなぜ散らかるのか。根本的な片づけの解剖、してみません?

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こんばんは!むく太郎です。

ぼくは、いつもいつも、寝ても覚めても怒られています。

ちゃんと片付けしなさいと。

お連れ様に指摘され、むっとなる日もありますが確かにそうだなと。

基本移動にバッグ2~3個を持ち歩き、PC、kindle、書籍数冊。

やたら物が多いのはわかってるんです。

そもそも、片付けできない理由は何なんだろう。

自分が悪いのか?いや、片付けしづらいこの間取りが悪い!収納が悪い!(そう思う自分がやはり、一番悪い)

そんな時、根本的な片付け問題を解決するため、書籍を探していたところ発見したこの本。☟

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いやぁ、実にいろんな視点から「かたづけ」にフォーカスしてます。
ほんの少し、読了して学んだことを書いていきたいと思います!

「片づけ方」が今、ものすごいブームに乗って取りざたされている

ミニマリスト、断捨離、5S。

片付けをつき進めていくと、おそらくこの辺のワードにぶつかるのではないでしょうか。

シンプルなもの、スタッキングできるアイテムにそろえる、モノの管理を極める、などなど。

それ以前に大切なのは、部屋の設計だというのです。

「設計」という根本的な話でございました。

片付く家とは、何ぞや

そもそも、片付く家の定義ってなんだろうか。

本書では、こんな風に書いてありました。

「生活のシーンごとにモノを引き受ける準備ができている家」

例えば、リビングでの過ごし方。

家族が集まれば、夕食。夫婦二人で映画鑑賞。子どもやペットとふれあい。

シーンごとに必要な「モノ」って違いますよね。でも場所は同じ。

そこで大事なのが先述の定義。

きちんと「モノ」が置けて、拡げられて、収納できる用意がある部屋(家)がしっかりと片付くんだと。

なるほどですねぇ。

しかしながら、設計以前に、

もう住んでしまっている。

さぁ、どうする?ってなった時にしっかりと頭と身体を使って解決する術も

家=街と置き換える

例えば、家=街に置き換えて、考えると片付けに対する効果的なアプローチができます。

家の収納→街の駐車場

出掛けたショッピングモールに車で出かけて、駐車場が満車。

後続車もきてるし…。またUターン。

あぁ、あと1台停められるスペースがあればなぁ。

そんな状況あったりしませんか。

これは、家の収納に置き換えることができます。

つまり、片付けが必要な場所にあらかじめ、必要なスペースを設けていれば、モノの渋滞は発生しない

人とモノが滞留しないのが、片付いてる家。余計なイライラを募らせることもありません。

玄関=港

海の玄関口といわれる「港」。そう、玄関なんです。

玄関には各地から集まる船=靴たちが集まります。

今でこそ、配達業者さんとの受け渡しぐらいしか玄関での接客というかやり取りはなくなってきたかもしれないですが、玄関は人にみられる家の中ランキング不動の1位ですからね!

港は、海の倉庫でもあります。だからこそ、玄関には収納を増やす。

これは目から鱗でした。

物を減らして、すっきりしたけどちょっと不便でストレスをためてしまうくらいなら、玄関に収納をプラスしてしまいましょう。

ココがポイント

家の各スペースを街の中の当てはまりそうなところに置き換えると、片付けのヒントが見えてくる。

さらに、面白い見解もあります。

ワークデスクのサイズは、やることによって決まる!

ワークデスクの奥行きは、やることで決まるんですと。

  1. ブログ書いたり、PC作業だけであれば45センチ。
  2. ミシンで縫物なら、60センチ。
  3. プリンタと卓上ブックスタンドを並べるなら90センチ。

既製品では、確かにこの3種類のサイズって定番ですよね。

ちなみに幅もこのように当てはめると選びやすいんですって!

  1. 1人用なら90センチ。
  2. キャスターラックを置くなら、120センチ。
  3. 子どもと並んで宿題をやるデスクなら、150センチ。

 

デスクを選ぶなら、この基本をもとに自分のやりたいことに照らし合わせて、買うなりDIYしたりしてしまえば、

だいぶ合理的に余白のスペースをつくることができますね!

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「音」も片付けの対象

モノも散らかると大変ですが、さらに突き詰めると「オト」も散らかるとさぁ、大変。

ぼくは昔、音楽をやっていて。それこそ、朝から晩までギター弾いたり、歌ったり、拍手(クラップ)の録音したりね。

当時は実家にいたので、親やお隣さんには多大な迷惑をかけていたんだろうなぁ。

心地良い住まいに必須の条件には、音の管理も項目入りしてきますね。

だから、想像するんです。

全面コンクリートの部屋なら音は、大反響。

イグサや畳の和室なら、吸音力◎。

今どきの家こそ、フローリングや石膏ボードを使った住まいが主流なので割と音が反響しやすいんです。

それなら、窓はブラインドでなくカーテン。天井にはドレープというように吸音効果のある布を施すと、部屋の「音」がしっかり片付きます。

音は耳で聴いて、脳で判断しています。不快、心地いいを。

こんな感じで、家のいたるところを解剖して、片付けにフォーカスしている本です。

ざっと書きましたが、新しい発見だったのが、冒頭でも書いた「置き換えること

片づけに魔法はありませんが、想像し、置き換えて、それから断捨離やミニマリズムを追求してみたり、DIYで収納をつくる、ということを実践した方が何かと成果が得られやすそうですね!

根本的に考えます。

「今、散らかっているそのスペースは何のためにあるのですか?」

そう問いかけながらね。

では、じゃばら。

 

 

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