どうも、むく太郎です。
この秘密の卓上衝立の後ろには、いったい何があるというのか…
さて今回は、机の上などで使える目隠し的な衝立をDIYしてみました。
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このイベントのために作った衝立
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この秋を最高に楽しむ為には、いい音楽と旨いご飯、それとほんの少しの創造力。
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昨年行われた第一回目。
見事チケットソールドアウト。
栃木なのにTOKYO?と少し疑問に思う方も多いでしょう。
(公式サイトに経緯は詳しく)
この地元ならではの音楽とお酒と食を満喫できる素敵なイベントも今年で二回目。
季節を春から秋にかえ、ぼくも連れのお店が出店ということで手伝いとして参加します。もちろんライブも見ます。
昨日、資材の買い出しのためにシモジマに出向いたところ、同じ時間帯に関係者が続々。
ちょっと立ち話をしつつ、足早に分かれましたが皆思うことはひとつだと確信しました。
「絶対成功させる。」
ぼくはこのイベントのファンでもあり、地元がもっと活性化すればいいと本気で思っています。
それは、単に音楽を通してでなく。
地元で頑張る飲食店もフード提供で参加しているし、多くの地元企業が協賛している。
個での活動や地域産業の弱体化というニュースをよそに、此処でしかできない一体感を感じているからです。
はいっ!いつもどおり前置きが長くなりました!
手元を隠す、ついたてをつくってほしい。
という見出しの声を出店者である妻からいただいたので、つくってみました。
ドリンク提供やレジの部分のごちゃつきを見せないようにしたいとのこと。
細かい所作があまり見えすぎると、雑多感が出てしまうのがイベントやりとりですからね。
本日のメニューなども掲示できそうだし!
では、製作の手順です。
おなじみ、スギ材祭り。
今回もリーズナブル且つ機能性も備えた什器を。
家に置いてあったスギ材で木枠をつくり、厚さ5mmのベニヤ板を貼り付けます。
ご覧のとおり、日に焼け雨風にさらされ、汚れています。
でも、あえてそういう材料をセレクト。
ヤスリで整えれば、あっという間に白木の古材な風合い。
もちろん野地板も使います。
これです、これ。
近くのホームセンターにスギ野地板1坪分が¥1,000で売ってるんです。
一般的なフロアー材の一坪分の1/10の値段で買えるから何気に重宝しているんです。
安価だからこそ使わず余してしまうというデメリットもあるんだけどね・・・。
さきほどの木枠+ベニヤに貼り付け!
こんな感じでサイズを測って、野地板をカット。
そしてたっぷりとボンドを塗りたくって貼り付け!
ちょっとパッチワーク的に並べると少しだけオシャレ感がアップ。
端材から材料をとり出すと、本当に無駄なく作ってやろうという想いになります。
「かわいいはつくれるし、かっこいいもつくれる。」
ぼくは、このスローガンをリーズナブルに目指しています。
下段のスキマは木工パテで埋めちゃいました。
気になる板どうしの隙間。
木工パテでうめました。
しっかりと充填することによって、見た目も強度もいい感じに。
だいたいこれでついたての面は完成。
立てられるようにしなくちゃね。
続いては、台座を作ります!
250mmに切った赤松の端材を2本、土台として加工しました。
両端を墨付けして、45度カット。
サシガネで45度を出す方法は覚えておくといろんな場面で使えますよ!
そしてカットしたものがこちら。
手ノコでもいいですが、スライド丸のこでしっかり正確にカット。
できたら、先ほどのついたてをはめ込むミゾをつくる作業に入ります。
中央に幅35mm、深さ30mmの墨付けをしてミゾを彫ります。
ミゾ彫りもスライド丸ノコで
スライド丸ノコのミゾ彫り機能をふんだんに使用します!
ミゾ彫り機能と勝手に命名してしまいましたが、刃とスライドバーの間に備えられているボルトの位置を調整することにより、切り込み深さを調節できるんです。
ストッパアーム
(蝶ネジ)を回すことによって、ノコ刃の切り込み深さ(下限位置)を調整することができるので、トリマーを使わなくても、動画のように好みの幅の溝を簡単に掘ることができます。
両端を切ってから、材料を横に流してカットしていく。
深さを調節しているので、安心して切り進められます。
ほんと便利だ。スライド丸ノコ。
はじめに両端を切っておけば、切りすぎてしまうのを防ぐことができます。
この作業を2つ分、しっかりやればOK。
欠き取ったら、バリが無くなるようにヤスリがけしましょう。
土台できた!
こんな感じ!それっぽくなりました。
片方は節がもろ真ん中にありますね・・。
後は紙やすりで全体的にサンディング。
先端が尖っていてちょっと怖いので丸めておきました。
端材もしっかり使える基礎になる。
ワトコオイルで塗装!
サンディングが終わったら、塗装です。
ワトコオイル・ミディアムウォルナットでウッディーな感じに。
サッと塗って、ウエスなどで拭き取り。
色あせた感じを出したかったので、オイル塗布後も間髪いれずに拭きました。
縁や角も強めに擦って、シャビーな質感をゲット。
あとは、縦でも横でも。
さぁ、塗装が乾いたらセットするだけ。
衝立面はあえて、バーナーであぶり、くすみを出しただけで塗装せず使い古した感を演出。
ミゾを彫った土台に衝立を置きます。
さぁ、完成

横むき.ver
正方形ではつくっていないので、ちょっとだけ雰囲気が変わります。

縦むき.ver
凸凹がきれいにハマると、よっしゃ!ってなるのはぼくだけじゃないはず。
きっとね。

サイドから見た図。

画像加工アプリで文字入れるのが楽しくて・・・。
こんな感じででき上がりましたとさ!
見えてほしくない部分はしっかり隠す。
卓上衝立。
こういったニッチなアイテムって、案外自分好みのモノがなかったりします。
というか、お店にすらないことも。
だったら、最初から自分好みに自分でつくっちゃいましょう。
これが本当に楽しい。
ただそれだけかもしれないけど、それくらい楽しみましょうか。
今日も1日、お疲れさん。
明日はもっと楽しむぞぉ!
では。じゃばら。