どうも。むく太郎です。
春も近づく今日この頃。
生活の中の「困った!」や「こうしたい!」を独自の目線で解決しようじゃないかというこのコーナー(なに?)
今回は、人目が気になる玄関に目隠しを設置しましたよ!
でもただの目隠しではありません!!
まるでカラクリ扉!
これを製作するに至った背景には、こんなものがありました。
- とりあえず、目隠しが欲しい!
- しかも今の玄関の間口サイズで!
- でも覆ってしまうと狭くなるからどうにかして!
今の間口で狭くならないように目隠しを作ってくれよと。
妻のなかなか難しい要望に無理だと突っぱねることもできましたが、そこはダンディーむく太郎。
と、ついOKサインを出しました。(しばらく後悔していました。)
さっそく図面の製作から開始です。
設計図でイメージを明確に。
まずは、ざっくりでいいので図面を描きます。
ぼくは、下記で紹介している3D設計図「DesignSpark」を使用!
難しい知識も必要なく、感覚的な操作で3D図面が作れちゃうんです。(今回は平面図ですが)
そんなわけで当初のイメージは上のイラスト。
玄関の輪郭にそって枠をつくって、縦に野地板でも張ろうかなと思っていました。
それを踏まえて、材料を調達です。
角材と2×4材を準備。丈夫な木材がおすすめ
材料はこちら
- SPF2×4材 1820mm 6本
- 杉角材 85mm×85mm×1820mm 1本
- スギ野地板 適宜(今回は240mm幅)
- ベアリング 2個
ホームセンターにて上記のアイテムをゲットしてきました。
木材関係は、なるべく反りのないものを選ぶのが良いでしょう。
さっそく作業。まずは2×4で外枠の設置
さっそく2×4材をカットし枠として、仮で設置してみます。
基礎になる2×4材の長さは現場合わせ。
ご自宅のサイズ感に合わせて作業していただければいいかと思います!
それにしても、モノが散乱…
大体こんな感じに散らかしていますが、これはまだマシな方。
今回のキーアイテム「ベアリング」
目隠し+可動性も担保。
そんな前提から導き出された答えは、
そもそも、扉は毎回開閉するわけではないし、メインのコンセプトは目隠し。
スギ角材をセンター軸にして2×4で枠組みしていけば、建物への負担もいくらか減るかも。
そして、ベアリングで回るようにすれば、必要な時に通行スペースも確保できる!
というわけで上下で2個のベアリングを準備したのです。
すみません、ここから一気に話が飛びます…
組み立て完了。こんな形で着地しました
2×4材で作った枠の中央に角材で軸を作り、上下にベアリングを配置。
寸法が足らず下部ベアリングの基礎は、端材で調整しました。
きちんと水平器で水平になっているか確認しましょう。
上から図面をイメージに野地板をカット&張り付けすれば、回転扉が完成です。
しっかり固定はしてあるので、あとは見栄えを今後どうするか。
いやー回る回る。
ベアリングの力に思わず遊ぶむく太郎。
こんな感じでグルグルと、ストレスなく回転します。
今記事を書いていて思ったのが、後ろ側も違うデザインで壁にできそうということ。
いわゆるリバーシブルで使える。
気付いた方もおられるかもしれませんが、当初と枠の配置を変えました。
2×4をコンクリートビスで建屋に取り付け、左側の高さ制限をクリア!
あとは塗装すればOK
枠を養生テープで保護し、ブラックブラウンの塗料でペイント。
木目を生かした塗装をすれば良かったなぁ。
それくらい思いのほか黒い印象。
2×4材の枠も後日塗装予定です。
目隠し+回転扉。
我ながらアイデア賞だと思います笑
オプション編:ストッパーはないとだめよ
この回転扉、春の風になびくように思いのほか回ってしまい、ちょっと対策。
余っていたL字金具とアングルに強めの磁石でストッパーを製作しました。
開けたいとき開いて、普段はカチッと。
ラフなつくりだけど、実用性は担保されています!
こういうちょっと気がついた時に、「どうしたらいいか」
考えるのが最高に楽しいし、ぜったい力になるよね!
以上、回転扉のDIYでした!やっぱり現場が大事やね
さて、振り返れば、妻が言い放った無茶な要望に全て答えるモノづくりができました。
やはり計画と図面も大事ですが、なんと言っても現場でやって初めてわかることが多いです。
今回もまさにそうでした。
この玄関目隠し、いや回転扉は今後もアップデートしていく予定ですので随時更新次第、エントリしていきますね!
では良いDIYを!
じゃばら。