どうも。むく太郎です。
DIYerの皆さんの中でも、製作回数が増えるごとに端材の量も増えてきて、若干「どうしよう」という方もいるのではないでしょうか。
結構スペースを取るし、捨てるには惜しいし。
今回のそんなお悩みのタネ、「端材」をイケてるアイテムに変身させていきますよ!
ある文房具を使って!
デスクを彩る古材風トレーは、端材から生まれる
出来上がったのが存在感のある古材風トレー。
作業デスクにこういったものがあるとちょっと気分が変わります。
玄関での鍵置き場や植物をディスプレイする台としても使い勝手が良いと思います!
さぁ、これはどのようにつくったのでしょうか。
ペンキが擦れた古材の質感をある「文具」で演出!
古材風ということで、普段はエイジング加工を施したりしますが、今回の端材はすでにいい味が出ているものをチョイス。
シャビーなペイントと合わせて、使い勝手の良いトレーとなりました。
ちょこんとエアプランツなんてのを載せてもいいですね。
やっぱり「古材=枯れ・衰退」と「植物=生命力・繁栄」のギャップが今のシャビ―スタイルブームの背景にあるのかなぁと勝手に解釈。
さて、準備したものはこちら。
今回は2×6のSPF材をチョイス。
材料はこちら
- SPF2×6材 端材1個
既にチョイ古材感。結構汚い。
でもこれが良いのです。
ここまでくると処分しがちですが、しっかりと息を吹き込みますよ!
ぼくのDIYコンセプトでもある「端材を活かす」です。
ここで下準備。トリマーでちょっと加工します!
作業台にクランプで材を固定し、今回のニューアイテム。
トリマー!!
リョービのTRE-40買っちゃった!!
てなわけでトリマー加工の練習も兼ねているので一石二鳥!
詳しい操作に関しては後のエントリで紹介していきます。
コロ付きボーズ面ビットを装着し、面取り。
今までの作業では得られない加工技術に我ながら満足。(下手ですが・・)
全辺の面取りが終わったら、紙やすりできれいに整えていきます。
*追記*トリマーのきほんの使い方です。ぜひ見てね!
下準備はこの辺で。
加工面をしっかりヤスリがけすることで、メリハリのつく仕上がりになります。
キズの多い端材は、とくにこのヤスリがけがポイント!
続いて塗装に入ります。
前回のエントリで使用し、余った塗料でベース塗り。
前回のエントリで使用した水性塗料の余りを万遍なく塗ります。
あくまでラフに塗ることが擦れ感を演出するアクセントに。
ベースとなる色は濃い目のカラーがいいかもしれません。
ここで乾燥するまでしばし、コーヒーブレイク。
ここで満を持して登場!アラビックヤマト先輩!
皆さんご存知の糊。アラビックヤマト。
これがこのシャビーシックDIYの超重要アイテムです!
さぁ、どんな効果があるのでしょうか。
水と糊を混ぜる。これが魔法のリキッド。
水と糊を1:1の割合で調合し、良くかき混ぜます。
気泡が立つくらいがベスト。
今回はふたを開けて、ボトッと3回くらいの量。
大さじ1/2くらい。
出来上がったら、下塗りした材の表面に薄く塗っていきましょう。
乾いた材に薄く、魔法のリキッドを塗っていきます。
塗り終わりから、10分くらいしたら、濡れた部分と半乾きの部分が表れるのでお見逃しなく。
そのタイミングですかさず上塗り!
ホワイトベースの水性塗料をラフに塗っていきます。
塗布後約20分ぐらい待ちましょう。守りの時間です。
ほんとにザックリ塗る感じが上手に行くコツ!
そして、この効果!クラック!
約20分後・・・。
自然な感じでひび割れて、いい感じですねぇ。
ひび割れを演出する「クラック塗料」というものが市販されていますが、これでも十分いけそう!
あとは、おなじみのエイジング加工や布で表面を擦ると下の写真のように剥がれていきます。
ウエスで拭くと固まった部分は残り、乾いてない部分は拭き取れるため、いい感じでまばらな質感が得られます。
仕上げはワトコオイルでアンティークさを演出。
仕上げにミディアムウォルナットのワトコで茶色のにじみを演出。
乾く前に拭くべし!
写真では分かりづらいですが、この作業で古材風のレベルが格段と上がりますのでしっかりと仕上げましょう。
あとは乾かして完成!
完成!PC前の小物置きとして
iPhoneと文具に木製食器用オイル。
ただの端材もこういったアイディアや加工で格段に使えるアイテムになる。
それをどんどん発見し、使って良い春を迎えたいものですね!
こちらもどうぞ!今回の応用編。
ではこの辺で。
じゃばら。