どうも、青空工房のぼくがDIYするときは決まって曇天。
晴天が待ち遠しい、むく太郎です。
こんな日は自分で淹れたコーヒー、いや。
自分でつくったドリップスタンドで淹れたコーヒーが飲みたい!!
MDF材と銘木の板材でつくるリッチテイストなドリップスタンド!
今回は先日出店の際、展示販売した(売れなかった・・)コーヒーをドリップするときに使用する「ドリップスタンド」のDIY手順を、ご紹介します。
実は以前にもドリップスタンド。作ってるんですよ。端材で。
ご存知でない方は以下のエントリをみてね。
「ほっ」と一息。毎日のひとり時間でも大活躍のおしゃれなドリップスタンドをDIY!
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色彩豊かな台座にシンプルながら深みのあるスタンド部分。クリアニス仕上げで光沢を出しました。
こちらはブライワックスと端材でジャンクなスタイル。
自画自賛(でも売れませんでした)反省の記事。
ドリップスタンドはこんな感じでAmazonなどでも豊富に扱っていますね。
だけどDIY&コーヒーが好きなむく太郎は、オリジナルでつくっちゃいました!
材料はこちら。
- MDFボード 15mm×300mm×150mm 1枚
- 銘木板材 5mm×50mm×200mm 5枚
- チーク材角棒 15mm×15mm×910mm 2本
- ウエスタンレッドシダー 10mm×20mm×910mm 1本
- 真鍮釘 適宜
- 木工用ボンド 適宜
ぼくのブログをご購読されている皆さんにとっては、
「むく太郎にしては材料費が掛かっている」と思われるでしょう。
ぼくも普段、端材や杉材など比較的安価な材料を愛用しているため、結構コストがかかってしまいました。
でもこのカッコよさ。材の持つ美しさでそのコストも納得です。端材を台座にしたものも手順は同様ですので2種類同時進行でご紹介していきます!
図面はこんな感じ。
3面図ではこんな感じです。もうそのまんま。
スタンド部分材料の幅は10mmの予定でしたが実物は15mmになってます。
買ったMDFボードは台座に。
サイズを図面のように設定したので、それに合うものをチョイス。
450mm×300mmのMDFから木取り。
スライド丸ノコで150mm×300mmにカット。
用意したMDFボードに板材貼り付け用のガイド線を書き込みます。お好みで貼る材料に合わせて、自由に。でも寸法はきっちり。
そして、板材です。チーク、カリン、ケヤキ、これで1枚129円。
使ったのは5枚ちょっと。ツーバイ材で換算したら、何円だべ。
カットしたMDFに板材を仮置き。
板の並べ方は、お好みで。ぼくは上の写真のように並べてみました。スライド丸ノコのおかげで誤差も少なく収まります。こんな感じでしょうか。ちなみにこれ、全部チーク材。色味も全然違くてかっこいい。
並べ方が決まったらMDFボードにボンドで貼り付け。
配置が決まったら、ボードにボンドを万遍なく塗り、貼っていきます。
ボンドだけでは不安なときは、下図のように板材にくぎ打ちしておくとがっちり安定します。
このステップは前回のエントリで学んだので、うまく貼り付けできました!
では板とボードを囲う幕板を付けます。
ウエスタンレッドシダーを使用。
こんな感じで側面に貼り合わせるように。サイズに切ったウエスタンレッドシダーの厚みは20mm。15mm厚のMDFと5mm厚の板材。そうジャスト・フラット。
こちらもボンドで接着、クランプで固まるまでホールドの黄金セオリー。全側面を幕板で囲ったらいったんボードはおしまい。
スタンド部分を作ります。
こちらも奮発。チーク材の角棒。498円也。たけぇ。
硬く美しい質感に惚れ惚れしつつも、スライド丸のこ先輩でカットしていきましょう。
今回は45°切りでフレームをつくってみたよ。
スライド丸ノコで45°にカットして、ボンドで圧着。
寸法に従って、しっかり角度切り。
そしてこうなった。
めっちゃきれいにフレームが!ボンドでしっかり圧着したら、真鍮釘で再度しっかり固定。釘を打つ前に下穴を空けることをお忘れなく。
チークの角棒でフレームを固定
スタンドにくぎで固定し、台座にビス留め。
ダボで隠しましたが、魅せるという点では 100点中20点くらいのでき・・・。
台座にダボを入れてスタンドとドッキングすれば、もっとよかったかも!
あとは塗装して完成!(塗装の写真を撮り忘れてしまいましたので割愛致します。)
使った塗料はこちらです。
完成。
完成しました。世の中に多数あるドリップスタンド。
使ってみないと使い心地は分かりません。
このタイプのメリットは、ドリッパーを複数置ける&ブレンド、ドリップの手法が違う抽出でもドリッパーを持ち替えず、スムーズにコーヒーが淹れられます!
自分だけのオリジナルをつくるのは本当に楽しい!
今回は販売用で製作しましたが、ぼくがDIYして誰かが少しでも興味を持ってくれたり、作品を使ってくれたりしたらそれはもう最高です。
全国の出張コーヒー屋さん、ここに良いものありますよ!
では、じゃばら。