どうも、むく太郎です。
建築家、連勇太郎さん28歳。木造賃貸住宅の再生請負人として登場。
www.tv-tokyo.co.jp
特定非営利活動法人モクチン企画を主宰されている連さん。
失礼ながら、見た目はまるで学生であどけなさも残る印象でした。(ぼくより年上)
ものすごく、感覚がシビアで先見性を持った方だなぁとTV東京・クロスロードを見ながら思いました。
彼が何をされているかというのは、下記webからの引用をご参照ください。
モクチン企画は、木造賃貸アパート(木賃アパート)を重要な社会資源と捉え、再生のための様々な実践をすることを目的に活動しています。アパート単体は誰かの所有物であり、都市スケールで考えればとても小さな「点」 ですが、数の多さ(量)で捉えたとき、木賃アパートはまちの風景に影響を及ぼすだけの社会的インパクトがあります。モクチン企画は住み手・貸し手・作り手の創造的な関係性をネットワーク/コミュニティとして構築し、「モクチンレシピ」というデザインツールを公開し提供することで、木賃アパートの再生を展開していきます。木賃アパートの再生を通して、豊かな生活環境と都市空間を実現していくことが、私たちのミッションです。
空き家を低予算でリノベ。そして新たな入居者への橋渡し。
近年話題の空き家問題ですが、背景として高度経済成長時に造られた建物が供給過多となり、相まって人口減少や高齢化による手つかず状態というのも主な要因とのこと。
法整備や地域での取組等も遅れ、深刻化は増すばかりです。
その中でも、木造賃貸住宅。
いわゆるモクチンを建築家という視点でモダンな空間に変え、新たな需給を満たしていく彼らの活動にぼくも物凄く興味が湧いた半面、DIYやリノベーションをしてきた中で、話の内容に共感できる点が多くありました。
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DIY・リノベ・ライフスタイル
一定のブームや勢いによって持て囃されている事の中にDIYやリノベーションといったものが入っているとぼくは思います。
それはぼくが謳っている低予算や自作の喜びというものももちろんありますが、以前どこかのエントリで書いた、「生活の多様性」も要因として大きなパーセンテージを占めていることでしょう。
なんせホームセンター購入した既製品の棚をその場で組み立てて、横幅が広いとぶった切ってお部屋のサイズに合わせて持ちかえるという人が増えているという話も聞きます。
冒頭の話に戻りますが、モクチン企画のように木造賃貸の再生から地域生活の向上を図っていけるように、ぼくも使わないものや端材で建築まではいきませんが、生活に色を足していけるようにしたい。
これポリシー。
そして一過性でなく、維持向上は大前提。
ぼくのまわりには揃っている。
まだ書店にあると思われるカーサブルータス2月号。
ぼくの住んでいる益子町。なじみ深い地域である真岡市で展開されているお店やオーナーが紹介されています。
近くにこういったライフスタイルショップやそれを受け入れる体制が整っている地域で根付き始めているカルチャー。
古いものを再生させて、生活をより素敵なものに。
また、宇都宮ではこんなこともやっているみたいです。
たぶん、全国各地でこういった活動はすでに活発だろうと思います。
ぜひ、お手に取り足を運んでみては。
では。じゃばら。