シンプルな部屋の定義ってなんでしょう。
例えば、
- モノがすっきり片づけられている部屋
- 必要最低限のモノでまとめられている部屋
とか。
でもね、考えてみてください。実際の生活。
家族構成、ライフスタイル、部屋のつくり、テイスト。
まさに生活が人それぞれあるように、部屋の中身は千差万別。
もちろんモノだって、たまったり、大きさが変わったりします。
だったらね、モノがあって「あー窮屈!!」と捉えるのでなく、
モノがあっても快適にいきたいじゃないですか!
そんなすっきり暮らすコツを学んだので今回は、それを共有していきます。
大事なのは、捉え方。
なんでもかんでも、
とにかく断捨離!!みたいな強烈な心構えで部屋を整えてらっしゃる方と、
モノがあってもごちゃつきを見せずに上手に暮らしている方。
ぼくは後者になりたいなぁ。
モノに支配されずにうまく付き合っている方がスマートでしょ?
なんでも断捨離は、逆にモノに心を支配されている、コントロールされているような状態にもなりかねません。
では、モノを多方面からまとめる術を。
1.「見せる収納」は、ポイントで
見せる収納というのは、ディスプレイされているように見えてもしっかりとそこがアイテムの置き場所になっている収納術。
とにかく「収納」というクローズな方法をとるよりも、「見せる」ことを意識するだけで部屋のセンスがグッと高まります。
例えば、
- 種類ごとにボトルを一列に並べたスパイス(キッチン)
- 冊数を決め、表紙置きした本棚(リビング)
などなど。
ポイントで見せる収納をセットすることで、部屋にメリハリが生まれます。
あと大事なのは、ディスプレイする「ルール」を決めること。
用途、使用場所、色などモノの性質を見極めておしゃれに飾りたいもんです。
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2.大物家具=シンプル、小物=個性
テーブル、本棚、チェスト・・・。
これらのいわゆる「大きな家具」と言えば、あまり買い替えないですよね。
ということはですよ!
ある程度、モノの大きさ=使用時間(所有時間)の長さって割と比例すると思うんです。
一生物だと、お金をかけてセレクトした奇抜で風変わりな家具。
例えば、アンティークの厳かな宮殿の一室に使われていそうなチェスト。脚が妙にカーブを描いた渾身の作品を買ったとして。
1年後のぼく。
ってたぶんなるんですよ。そんで困るのは自分。
こういったことにならないように、
- 大きい家具はシンプルで使いやすい構造を選ぶ
- 色もヴィヴィッドカラーでなく、アース系カラー。なおかつ部屋のテイストに近いものを選ぶ。
主張したいなら、大物でなく小物で。
アンティーク風を楽しみたいなら、こんなデスクライトとかの小物をセレクトしていく方が断然決まります!
自分でつくるのもあり(昔作りました)
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3.モノ自体を減らすのではなく、素材・色を統一する
素材や色を統一する。
これは、かなり手っ取り早く「スッキリした部屋」を演出できます。
金属・プラスチック・陶器・木製などと振り分けするだけでも結構片付くのではないでしょうか。
大きな分類(用途・使用場所)をして、素材・カラーをそろえていく。
あれ、これは収納の黄金ルールでは!?
4.壁は天井までうまく利用する
続いては、壁。
壁のディスプレイ棚にあこがれる方も多いのではないでしょうか。ぼくもそうです。
天井まで棚をつくると、収納という機能に壁の要素が加わります。
ディアウォールなどを使って賃貸でも壁一面を棚にする方も。
できるだけ、奥行きは浅めにして部屋の空間は極力保つのがポイント。
本棚であれば、250mmほどあれば十分です。
やり方次第で、部屋のアイテムをそこにほとんど収められるなんてことも!?
簡単に壁+収納の一例です👇
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5.横線を意識する
横のラインを意識する。
つまり、家具の高さをそろえること。
これだけで目線は、自然と整ったラインにいき落ち着きを感じることができます。
まとまり感が出るうえ、なにより快適。
使いやすさも居心地もアップする「横のライン」。
ぜひ、意識してそろえてみましょう!
均等に枠組みをつくるというやり方も目線を箱のラインにできてきれいに見えますよ👇
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今回のまとめ
以上の5項目。
モノがあってもすっきり暮らせるヒント。
やっちゃいましょう。快適に暮らすために。
すぐにできることは、1と3かな。
とにかく、
- 闇雲にモノを置かないこと
- 素材や色を揃える
- バランスを意識する。
この辺、意識しながら部屋作りしていくとビックリするほど住まいが豊かになるかもしれませんね!
DIYもしっかり活用して、理想の部屋をつくっていきましょう!
では、じゃばら。